日本では年間600万トン以上の食品が食べられることなく廃棄されています。これは日本で発生する食品廃棄物の約2割に相当するそうです。
また、食品ロスとなっている食材を日本の国民一人当たりで換算すると、お茶碗約1杯分が毎日廃棄されていることになります。
国連世界食糧計画(WFP)が世界の飢餓のために援助している食糧援助量は約320万トン、日本ではその2倍近くの食品が、まだ食べられるのにもかかわらず捨てられてしまっているのです。
こういったフードロス問題を少しでも改善したいということで、余剰食糧を有効活用するためのマッチングサービスが出始めています。
フードロス解決のためのサービスは、今は東京都内、関西圏など地域区切りでのサービスが多いようです。実際に物のやり取りが発生するので、移動可能な距離でのやり取りとなるからです。
こういったサービスをSHARE infoでも作ってみようということで、余っている食べ物、捨てられる食材等の情報をシェアできるマッチングサイトを作ってみました。
このサンプルサイトでは、京都府内を想定して地域を設定しています。複雑な機能は無しで、シンプルに余っている食べ物を持つ人が自由に投稿し、それを見た人が直接投稿者に連絡をするという形をとっています。
ただ、投稿者はメールアドレスをサイト上に載せる必要がないので、メールアドレスを公開したくないという場合でも情報が載せられます。
最初に、もらう側、あげる側、双方が利用登録(メールアドレスのみ)をすれば、自由にやり取りができる設定にしました。
フードロスのマッチングサービスは、参加する飲食店の数が多くないとシェアが成立しないので、どうしても人口の多い地域でのサービスとなってしまいがちです。
けれど、SHARE info なら、最初は無料でマッチングサイトを作成することも可能です。
そこで、あなたがお住いの地域に食品ロスのマッチングサービスが無い場合は、ぜひあなた自身がフードロスマッチングサービスを作って運営してみませんか?