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TABETE~余った食べ物を有効活用するためのサービス

最近日本で話題になっている問題の中には、フードロスがあります。フードロスとは、飲食店などで折角作って用意した料理やパンなどが、天気やキャンセルなど様々な要因から破棄処分となってしまうことです。

作り手はどんな食品であれ心を込めて作っていること、さらには食品を捨てることによるストレスなどがありますので、それを解決したいと願っている人はたくさんいました。飽食の時代は長く続いていますが、やはり食品を破棄することには不愉快になるものです。

そこで登場したのが、社会派ウェブプラットフォーム「TABETE」です。TABETEは余剰食品削減プラットフォームで、食事とユーザーをつないで店が最後まで売り切ることが出来るのを応援しています。

現在は埼玉・東京・神奈川・石川・静岡・愛知・大阪で加盟店を増やしており、登録者数は約21万人で掲載店舗数は約480店にもなっています。更に、スマホのアプリもできました。店側はレスキュー価格を表示し、買い手側は普段よりもお得に食べ物を引き取ることができます。

初期費用、ランニングコストは0円で、余ってしまった料理・パンを1品から販売できます。メリットとしては食品ロスをなくし利益に還元できるだけでなく、新規顧客の獲得につながること、破棄コストも削減できること、SDGsやCSR活動の一環にもなることです。

事前にクレジット決済されるため、店舗での現金のやり取りはないのが、買い手にとっては便利です。買い手が引き取りにきたときには既に料金が支払われているため、急なキャンセルなどで更に泣くこともありません。

TABETEで取り扱うのは、「食材」や「食べられないほど品質が落ちているもの」以外です。それ以外であれば、例えば学食で余った料理を詰め合わせにしたお弁当の販売など、自由に行うことができます。他には賄いや試作品のあまりなど、たくさんのシーンで利用されています。

出品価格も自由ですが、価格の上限と下限は250円から680円の範囲でとなっています。

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