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マネタイズとは

マネタイズは収益化を意味する言葉で、日本では2000年代の後半から使われるようになりました。 使用されているのは主にインターネットのサービスが対象で、無料サービスから収益化を目指す際に、この言葉が使われます。

メディアでも定着している単語ですから、一般にも割と知られている英語由来の言葉だといえるでしょう。実際のマネタイズの方法としては、クライアントの広告を掲載したり、サービスの一部に課金してもらうやり方が挙げられます。

広告はいわゆるバナー広告が主流で、大手のサービスでも活用されている基本的なマネタイズ方法です。クリックの際に報酬が発生するタイプと、商品販売などの成果が合った時に報酬となるタイプに分けられます。

一方の課金は、基本料金無料のゲームで用いられています。キャラクターの見た目を変えるものから、入手が難しいアイテム、強化できる装備などの提供を行うのがポイントです。

当然ですが、無料で利用するユーザーにお金を支払わせる必要があるので、相応の魅力的な内容でなければマネタイズは困難でしょう。 ゲーム以外でも、会員を通常からプレミアムのように、上位の限定的な会員にすることで、特別なサービスを提供するマネタイズ方法があります。

マネタイズには他にも、商品を販売して利益を生み出すECや、売り手と買い手を結びつける仲介といったやり方が存在します。商品の販売を行うECは、在庫を仕入れたり抱えるコストがあるので、安定した利益の確保には経験や能力が求められます。

仲介は双方の期待に応える必要がありますから、こちらもそう簡単ではないといえます。 マネタイズは元々、通貨に法的な価値を与えるという意味です。
現在の日本では、無料で収益のないサービスの収益化の意味で広まり使われています。

マネタイズ実現のコツは、ユーザーに収益が目的だと強く感じさせないこと、最初から有料のサービスは提供しないことにあります。 無料の魅力でユーザーの囲い込みを行い、一定の利用者が獲得できてから収益化を始めることです。

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