検索ボリューム

SEO対策をする際には、キーワード選定はとても重要なものです。しかし漠然と上位に表示されるようなキーワードで対策をしても、あまり効果を得られません。ですからまずは、キーワードの上位化を目指すための難易度を調べることが大切です。

難易度を把握するための一つの指標が、検索ボリュームです。Googleなどを代表とする検索エンジンで検索される回数のことですが、この検索回数が多ければ多いほどユーザーが興味を抱いていることがわかります。つまり検索ボリュームが多ければアクセス数を伸ばし、SEOで上位に表示されることが可能となります。

そのキーワードの検索数が多くなると、SEO対策としては難易度が上がることが考えられるため、あらかじめ難易度を把握しておかなければなりません。

検索ボリュームは、キーワードプランナーなどの専用ツールを使うとよいでしょう。キーワードプランナーはGoogle広告の管理画面から利用でき、キーワードの月毎の平均検索数をはじめ競合性などさまざまな項目を調べられます。

まずは、Google広告のアカウントを作成する必要があります。無料で利用できるのですが、広告を運用していなければ正確なボリュームがわからないことに注意してください。

調べ方はログインかキーワードプランナーに移動を選択し、「新しいキーワードを見つける」と「検索のボリュームと予測のデータを確認する」のどちらかを選びます。

前者は対象のキーワード以外にも関連したものが表示され、後者は過去の指標を選択して検索ボリュームなどを確認します。最初から調べるキーワードがいくつかある場合には、後者を選択するとスムーズです。

しかしキーワードプランナーを利用する場合、調べられるのはGoogle検索に関してのみに限られ、ほかの検索エンジンは調べることができません。ほかの検索エンジンを調べたい場合は、キーワードプランナー以外のツールを使用するようにしてください。