プラットフォームとは

プラットフォームとは、IT用語のひとつでコンピュータにおいて、ソフトウェアを動作させるために必要になる土台や基盤等を意味しています。

例えば、OS上で動作する実行ファイルから見たプラットフォームは、WindowsやMacOSなどの基本ソフトウェアを意味しています。

プラットフォームという言葉はコンピュータ上のみにとどまりません。例えば、マッチングビジネスは利用者をマッチングさせるためのプラットフォームという見方もできます。

マッチングビジネスは利用者の出身地や年齢、年収や趣味などの特徴から類似の利用者を列挙してマッチングさせています。

こうすることで、利用者は気軽に出会いを求めることができるようになるのです。

一方で、飲食店の出前サービスと働き手、購入者をマッチングさせるプラットフォームであるUber Eatsというサービスもあります。

Uber Eats は出前サービスを行いたい飲食店が利用料金を支払い、働きたい利用者は仕事に応じてUber Eats から報酬を受け取ります。

出前サービスを受けたい利用者はUber Eats を利用している飲食店を探して購入するだけです。

同様に、フリーマーケットにおけるプラットフォームなどもあります。
メルカリは不用品を販売したい人と、購入したい人のためのプラットフォームです。

販売者は自分の身元を明かすこと無く不用品を販売することができるので、安全に不用品を処分することができますし、購入者との複雑な手続きなども運営側が全て行ってくれます。

ただし、不用品の販売者はシステムの利用料を支払う必要があります。

以上のことからプラットフォームとは利用者と利用者をつなげるための、インターネット上のサービスとしての意味もあります。

従来であれば高額なお金が必要であったり、複雑な手続きなどを経由しなければ行うことができないことも、これらのインターネット上のプラットフォームを活用することで安価で簡単にできるようになるのです。