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キュレーションサービスとは


キュレーション‐サービス (curation service) とはインターネット上にあるWebサイトの情報を特定のテーマに沿って収集、編集、公開するサービスの事で、キュレーションサイト、キュレーションメディア、まとめサイト等と呼ばれる事もあります。

例)インターネット上に散在する癌治療の情報を収取、整理してキュレーションサイトに掲載

情報の収集は、人手で行う場合とプログラムによる自動収集で行う場合があります。キュレーションサービスの利用者は自身で情報収集し整理する手間が不要となり、効率よく情報を得る事ができます。

目次

・主なキュレーションサービス

NEVER まとめ (https://matome.naver.jp)
 ユーザーがまとめ記事を投稿する CGM
Togetter (https://togetter.com/)
 Twitterのつぶやきのまとめ

Yahoo!ニュースなどもキュレーションメディアとされる場合があります。

・キュレーションサービスの問題点

他のサイトから盗用したコンテンツを大量に掲載したり、専門知識が必要な情報を誤った形で整形して掲載する等の問題で、大きな話題になりました。これは、著作権の問題やコンテンツの質より広告収益を優先した結果です。2016年に DeNA の運営していた「ウェルク(WELQ)」が不正確な医療情報を掲載していたとして注目されたのは記憶に新しいところです。

他のサイトの文章や画像をそのままコピーするのは著作権の侵害にあたりますし、元の文章の意味が変わらないように修正するような行為(リライト)のも同様です。誤った情報を発信するのは言うに及ばず、他のサイトの情報を引用する場合は引用元をしっかり表示するなどの配慮が求められています。

情報を収集してまとめる事は人の役に立つ行為ではありますが、法律が許す範囲の中で取り組むことは最低限必要ですし、まとめた情報に関して独自の意見も掲載するなど付加価値を高める工夫をすれば、よりよい形になるのかもしれません。

・自社でキュレーションサイトを作る意味

自社のWebサイトで発信する情報として商品紹介やお知らせのような情報以外に Web上の情報を独自の視点でまとめたサイトを追加する事で、既存のお客様に対するサービスとして、さらに、検索エンジン対策として効果を発揮します。

例えば、靴のショップであれば、登山、ランニング、など靴に関連する情報をまとめて掲載すれば、単に商品を紹介するよりもより多くのアクセスが見込めるといった感じです。このように関連するコンテンツ充実させる事で商品の販売などの目的を達成しようとするマーケティング手法が「コンテンツマーケティング」と呼ばれ、近年注目されています。

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