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CSSとは

CSSとは、スタイルシートのことで、簡単に言えばホームページのデザインを指定する一種のコンピュータ言語です。

WEBサイトは、基本的にHTMLという言語でコーディングされていますが、昔はこのHTMLで直接ホームページのデザインも記入していました。

しかし、HTMLでデザインも記述してしまうと、コードが非常に読みにくくなって不便なので、デザイン部分はスタイルシートに別に記入するような仕様が標準になったのです。

現在では、HTMLとは別にスタイルシートのファイルを記述し、HTMLから読み込ませるという形にしている場合がほとんどでしょう。このように分離しておけば、HTMLを記述する人と、デザインを考える人が分業がしやすくなるというメリットもあります。

サイトの基本的な構造を決めるプログラマーはHTMLを担当し、デザインを担当するWEBデザイナーはスタイルシートだけをいじって操作をすればいいからです。スタイルシートでホームページをデザインする技術も、日進月歩で進化してきました。

昔は、2段組・3段組などのホームページデザインをすることが多かったですが、現在主流になっているデザインは、レスポンシブウェブデザインと呼ばれるものでしょう。これはパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットなどの様々な端末に対応することができるという便利なデザイン技術です。

この技術が確立される前は、パソコン向けとスマートフォン向けのサイト、つまりHTMLを別々に作って表示させるという面倒なことをしていました。しかし、この方法ではHTMLを複数用意しなければならず、制作者に過重な負担がかかってしまいます。

その点、レスポンシブウェブデザインでは、用意するHTMLは1つで大丈夫であり、それぞれの端末への表示はスタイルシートの方で切り替えることができるようになっています。切り替える基準は、端末の画面の大きさで行えるようになっています。

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