コンピューター上で文字を表示させる時に気をつけるべき事は、文字コードがそのシステムやアプリケーションで合っているのかという事です。システムで使われている文字コードとアプリケーションの文字表示で使われている文字コードが異なっていと、文字化けと呼ばれる本来表示される文字が正確に表示されない現象が起こります。
文字化けを起こすのは、アプリケーションで文字表示をした時だけではなく、Zipなどで圧縮されたファイルを解凍する時にも発生します。文字コードが異なる事で解凍して出来たファイルの文字が化けてしまっている事があります。
このような文字化けを起こさないようにするには、予め解凍するファイルやアプリケーションで表示するファイルの文字コードに何が使われているのかを調べると良いでしょう。
テキストエディタの場合は、対象となるファイルをテキストエディタで開きますと、下の方に現在の文字コードが表示されています。テキストデータの場合は、このようにテキストエディタを使えば、容易に確認する事が出来ます。よく使われるのがUTF-8という文字エンコードであり、どのようなOSでも同じように表示するようにしたいのであれば、UTF-8で保存しておくと良いでしょう。
OSの文字エンコードをUTF-8に変更しておけば、今後作成するテキストファイルもUTF-8にしておく事で文字化けに悩まされる事が無くなります。ブラウザについても文字エンコードをUTF-8に変更しておけば、ほとんどのWebページを文字化けせずに閲覧する事が出来ます。
文字エンコードの調べ方は、テキストエディタやブラウザなど文字エンコードが変更出来るソフトウェアを使えば容易に調べる事が可能です。文字化けが起こらない環境を構築するには、適切に設定していく事が必要になってきます。
ンピューターで扱える文字コードは多数存在していますが、近年UTF-8で統一する傾向がありますので、それに合わせておく事で文字が読めない状況に陥らないように出来るでしょう。