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脆弱性(ぜいじゃくせい)とは

脆弱性の読み方は「ぜいじゃくせい」で、別の呼び方ではセキュリティホールともいいます。脆弱性はコンピューターのOSやソフトウェアを動かしているプログラムに欠陥があって、厳重に守られているようで実は穴が存在している状態です。その穴から侵入してデータを改ざんしたり、コンピューターウイルスを仕込むなどのサイバー攻撃が容易になるので、そのまま放置することは危険です。

その脆弱性を解決するためにどうすればいいのかというと、こまめにやっておくべきことはOSやソフトウェアのアップデートです。セキュリティ上の欠陥を、OSやソフトウェアを開発したメーカーがわかっているのであれば、それを修正するための更新プログラム(セキュリティパッチ)を公開しています。

なので、それをインストールすれば、脆弱性を狙ったサイバー攻撃からコンピューターを守れます。いつどのようなタイミングで更新プログラムが公開されるかわかりませんから、数週間とか数ヶ月おきに確認するのではなく、毎日のように確認したほうがいいです。

また、サイバー攻撃を仕掛ける人間(クラッカー)は、あらゆる方法で脆弱性を調べ上げるので、開発メーカーも気がついてない可能性があります。そういった脅威への対策は、セキュリティソフトを導入すること外部からのサイバー攻撃があったときに、それをいち早く検知してくれます。

無料で使える製品もあれば、購入して使う製品もあります。機能が充実しており、より安全を確保できるのは有料の製品です。それからセキュリティソフトを使うのであれば、定期的にコンピューターウイルスに感染していないのかを調べるためのチェックも行いましょう。

それでも、腕のいいクラッカーによるサイバー攻撃からは、完全にコンピューターを守ることはできません。ですから住所録や画像など大事なデータは、外付けハードディスクやフラッシュメモリーなどで保管しておき普段はネットに繋がっていない状態にしたほうがいいです。

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