URLエンコード

URLエンコードとは、URLを正しく表示させるために文字列をブラウザが認識することができるものに変換することを意味します。

URLは、インターネット上にあるサーバーにアクセスするための住所のようなものですが、一定のルールのもとに運用されているもので、基本的には半角の英数字からなっています。

しかし、日本語URLといった半角英数字以外のものも使われています。日本語URLの場合には、直接表示させることはできませんから変換する必要があり、それらを行うのがURLエンコードです。

URLエンコードといっても種類は多数あり、文字コードによって変わってきます。現在、日本語で使われている文字コードは「Shift_JIS」「EUC-JP」「UTF-8」といったものがあり、それぞれに変換したさいの配列が異なります。このため正しく表示させるためには正しく変換させなければなりません。

URLエンコードを行う理由はさまざまですが、URLに日本語が含まれている場合に日本語部分が表示されている場合には、それらを直接認識することができず、リンク切れとなることがあり、それを防ぐためにあらかじめ行われます。

これは、ブラウザ側による問題とも言えるもので、最新の日本語対応ブラウザではこのような日本語URLの変換を行わなくても表示させることは可能です。

しかし、これらは日本語URLへの変換をブラウザが行っているだけで、URLエンコードをブラウザが行っているだけです。このため問題なく表示させたい場合には、URLエンコードを行って変換されたURLを貼り付けることが重要になってきます。

また、日本語で表示したURLであっても外部のURLエンコードのツールを用いれば表示させることが可能です。なお、変換されている文字については、逆に日本語に戻すことが出来ます。この場合には、URLデコードと呼ばれるものですが、本来の日本語URLを表示させるといったことに使われるものです。