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tarコマンド

tarはプログラミング用語の1つで、ファイルアーカイブのファイルフォーマットを指します。アーカイブとはコンピュータにおいてデータを長期間保存するため、データとメタデータを関連付けて一体保存することです。

メタデータはメタ情報とも呼ばれます。ある情報が付随して持つ、その情報自体に関する付加的なデータのことです。アーカイブは巻物化とも呼ばれており、1つ以上のファイルとメタデータを一体化したファイルがアーカイブファイルとされます。

ファイルフォーマットはコンピュータなどの情報機器で利用するファイルの保存形式のことです。コンピュータで扱う文書や音声、画像や動画など様々なメディアのファイルを特定の利用方法やアプリケーションソフトウェアで共通で扱うための形式や規格を指します。

tarはファイルフォーマットを処理する同名のUNIXコマンドも指す言葉です。UNIXでは圧縮したtar形式のファイルをtarボールと呼ぶこともあります。コンピュータのオペレーションは操作と運用、運転に分類できます。

オペレーションを司るシステムソフトウェアがオペレーティングシステムです。OSと省略されることもあります。UNIXはコンピュータ用のマルチタスク・マルチユーザーのOSの1つです。

tarはUNIX系のOSで標準のフォーマットとなっています。一般的に広く使用されているOSであるWindowsではそれほど使われていません。tarと類似のコマンドにはafioがあります。

複数のファイルを1つにまとめてサイズを圧縮すれば便利です。tarはファイルのアーカイブに用いられます。多数のファイルを1つにまとめることが可能です。ユーザ情報やグループ情報、パーミッションや最終更新日などを同時にアーカイブすることができます。

本来は複数のファイルをまとめるのみで圧縮機能はありません。しかしまとめた後に圧縮すると便利です。一般的にtarを使ってファイルをまとめるのと同時にcompressやgzip、bzip2などによる圧縮が行われています。

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