SNSでよく使われる「タグ」という言葉をご存じでしょうか?これは、ある指定のことばをハッシュタグと呼ばれる記号の後に打ち込むことで、自分の投稿にリンクをつける役割があります。
たとえば、ツイッターの投稿で下の方に青い文字で#リンゴと打ち込むとします。このように打ち込むと、リンゴやリンゴのお菓子を調べたい他のツイッター利用者が、あなたや他の利用者のリンゴに関する投稿だけを調べることができます。この「#」という記号がハッシュタグと呼ばれるものです。音楽記号のシャープではありません。
この時にリンゴに関して調べる方法が2つあります。
まず1つ目は、タイムラインに流れてきた誰かの#リンゴと打ち込まれた投稿から、#リンゴというリンクをタップまたはクリックすることです。これはとても簡単ですが、たまたまリンゴに関する投稿がタイミングよく自分のタイムラインに流れてくる必要があるため、運しだいということになります。
2つ目は、ツイッター内で自分で検索することです。ツイッター画面にある虫メガネのマークを見つけ、検索欄に自分で「リンゴ」と打ち込みます。すると#リンゴと打ち込まれた投稿がたくさん出てきます。
これが基本のタグの使い方ですが、単純に指定の言葉をリンクとして貼り付けるだけではありません。この他の使い方でよくあるのが、特に意味はないがただ感想やつぶやきを強調させる方法です。これは芸能人やSNS上の人気ユーザーの投稿によく出てきます。
たとえば、芸能人がツイッターで映画の宣伝をするとき#公開は明日から#撮影中に〇〇さん(共演者)がアイスの差し入れしてくれた#太っ腹というようなタグがしばしばあります。これは何か指定のワードをリンク付けして他の方が検索しやすいようにするためでも、どのジャンルの投稿なのかを示すためのものでもありません。ただ単に感想をつぶやいているだけで、特に意味はありません。
このように、タグには指定のワードをリンクとして貼り付ける役割と、感想やつぶやきを強調する役割があります。みなさんもぜひ活用してみてください。