スパムはもともとスパムメールと呼ばれ、受信者に受け取る意思がないにも関わらず無差別・大量にばらまかれるメッセージのことです。スパムの言葉の由来は、スパム缶やコメディ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』のスケッチ『スパム』から来ています。
日本国内では迷惑メールと呼ばれることもあり、ジャンクメールなど様々な呼び方があります。主なメールの送信者は悪徳金融やアダルトサイト、ねずみ講、マルチ商法が多くメールアドレスが英文で収集されたものが多いです。
この迷惑行為はメールだけでなくSNSやブログ等のコメントでも被害があり、サーバー側のスパム対策とユーザー側のスパム対策両方があります。
サーバー側が対処しきれなかったメールが、ユーザー側に送られてきますが、指定受信や指定拒否を設定し、迷惑メールフィルターを設定するだけでもスパム対策につながります。迷惑メール・SNS・コメントに記載される不審なアドレスをクリックしたり、添付ファイルを開くことで架空請求メールが届く仕組みです。
件名は目を引きやすく、内容を読むと思わずクリックしたくなるような文章が記載されていることもあります。
さらには配信停止を希望する方には二度と送らないという文句を載せた上で、配信停止のクリックを押すよう誘ってくる場合もあります。発信者が不明であり、件名が不審、他にも添付ファイルがある場合は決して開かないようにしましょう。
開封する前にスキャンしたり、宛名を確認し安全を確認してから開封するようにして下さい。開発者が不明なサービスは使用しない、画像認証を行いスパムかどうか判断する、セキュリティソフトを使うなどの対策を取りましょう。
スパムはなくならず巧妙化しています。スパムメールの多くは、ウィルスに感染したゾンビパソコンから送られることが多く、メールだけでなくWebサイトの構築やウィルスの配布などの迷惑行為もあります。
知らない間に自分のパソコンがゾンビ化することもあるため、セキュリティ対策ソフトを使うなどの対策は必須となります。