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オンプレミス

オンプレミスとは、サーバーやソフトウェアなどの情報システムを使用者自らが構築し運用することを指します。企業の場合は自社が管理する設備内に設置し運用することになるので、自社運用とも呼ばれて機ました。

従来から採用されてきたサーバー運用形態でしたが、インターネットを介在したクラウドコンピューターシステムに代表される外部のサーバーサービスをオンデマンドで利用するスタイルが急速に普及を見せていることも関係して、従来のサーバー利用形態と区別する意味で、オンプレミスという言葉が使用するようになりました。

オンプレミスのもとでは自社内で構築・運用することになるので、サーバーを利用するための導入やドメイン取得・必要なハードのイニシャルコストが高額にのぼるなどの特徴があります。

ひとたびサーバーを構築して運用を開始しても、管理維持にもコストを要します。事業規模が拡大するなどして、サーバーリソースの拡張が必要になれば、変更作業には多くのマンパワーもコストも必要になります。

ネットワークやサーバー環境などはすべて自社システムに依存することになるため、当然随所に変更やカスタマイズが伴うことになるからです。他方で自社運用システムなのできめの細かいカスタマイズも可能になるメリットがあります。

これに対してクラウドでは、サーバーなどは家相環境で提供されることになるので、ユーザーは必要な利用料金を支払うだけで基本サービスを利用することが叶います。

サーバー構築に必要な機器の購入も不要なうえに、事業規模の変化におうじてサーバーリソースの利用を増減することになるので運用に応じた費用負担ですむことになりコスト軽減を期待出来る特徴もあります。他方でインターネット環境に依存するので、セキュリティ面での課題を対処する必要があります。

オンプレミスとクラウド、いずれを選択するべきかはそれぞれのサービスの特性やデータのセキュリティ・費用対効果などを勘案して判断することが求められます。

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