ロゴは企業や組織の雰囲気をビジュアル的に表す、象徴のような存在です。国内外を問わず、ほとんどの企業や組織はロゴマークを持っています。特に大企業のロゴマークは知名度が高いです。
マークだけでどのような製品やサービスを提供しているか、瞬く間に不特定多数の一般消費者に伝えられます。視覚情報は、いわゆる五感の中でも影響力が強いです。
ロゴマークのデザインが良ければ、世間の人々に良いイメージを与えられます。反対にマークのデザインが分かりづらかったり、オリジナリティの低い意匠だった場合は組織や企業の知名度アップやイメージ戦略に良い効果を出せません。
近年では一つのサービス、一つの製品に対して特別なロゴマークを作成する動きが広がって来ました。企業名は十分に世間一般に浸透したので今度は、新製品や新しいサービスのイメージ戦略を重視したい、こういった意図があります。
また今まで提供していた製品とは、ブランドの方向性が異なる新製品を販売したい、このような狙いがある場合も、大手企業は全く新しいロゴマークを制作します。
ロゴデザインの基本は一目見るだけで、組織の雰囲気やPRするサービス名が一般消費者に伝わる事です。サービス名の頭文字をそのままロゴデザインに採用してみるのもオススメです。サービスや製品の持つイメージを、デザインに反映させましょう。
例えば男性向けの整髪料なら、スタイリッシュでクールな印象を醸し出すため、青色系統のデザインにします。対して女性向けの化粧品なら、美や恋愛をイメージさせるピンクやパープル系統のデザインにするのがベストです。
老若男女問わず利用してもらいたい新サービスの場合、温和な雰囲気が醸し出せるアースカラーのデザインが向いています。ブラウンやライトグリーン、空や海を彷彿させる青色や水色が最適です。ロゴマークは汎用性が大切であり、基本的にはツートンカラーやグラデーションは使わずに、単色で作成しなければなりません。