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論理エラー

デバッグとは、バグと呼ばれるプログラムや関数のミスを見つけ、それを排除する作業です。排除と修正が主な仕事で、中には同じ間違いを繰り返すことのないように対処を行うこともあります。

簡単なプログラムには、実行時エラーと論理エラーが存在しており、どちらもミスではありますが内容が異なるため、注意が必要です。実行時エラーは、そのプログラムに使用されている文法そのものが間違っている、ということになります。

デバッグの作業としては、正しいソースコードや文法に訂正を行う必要があります。プログラム自体も正常に起動しないため、デバッグ作業ですぐに見つかりやすいミスでもあります。

論理エラーは、基本的にプログラムとしては間違っていないものの、求めた値にならないという問題です。このタイプのミスのデバッグの原因を探すときには、若干手がかかります。

プログラムのコードをひとつずつ追いかける必要があり、どの文が間違った指示を飛ばしているのかを確認する必要があるからです。プログラムは命令通りにしか動くことは、ありません。

文法のミスがなければ、基本的に作動してしまいます。しかし、大抵のプログラムを記述する環境にはこの論理エラーを可視化することが出来る装置が入っています。そのような装置を使用して、ひとつひとつデバッグを行っていくのがデバッガの仕事です。

論理エラーは見つけにくいので、ソースを記述する段階でコメントをつける、プロシージャを細分化しておく、わかりやすいソースコードを記述するなど工夫が必要です。

実行時エラーのように動作が停止することはなく、ソースコードに常に論理エラーの記述が残ることになります。丁寧にソースを読み解き、できるだけコメントを書きどの部分がどういった動作を示しているかを把握していきましょう。

実行された処理が、期待通りの動きをしているかどうかも確認が必要です。適切なデバッグを行い、出来るだけ速やかなミスの解消を行いましょう。

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