CGI

ネット上でよく聞く「CGI」について、名称は知っていても一体どんなことをしてどんな仕組みなのか分からない人は多いでしょう。そういったCGIに関する疑問にしっかりと答えながら、特徴や仕組みについて解説していきます。

「CGI」とは「Common Gateway Interface」の略称であり、WEBサーバーと外部実行プログラムの間のインターフェイス仕様、または機構のことを指しています。もっと厳密に言うとプログラムのことを指しているのではなく、プログラムをHTTPサーバーで動かすためのルール・仕組みであると言えます。

Webページから送られてきたデータを変換して形式を整えていくことを「CGIプログラム」と呼び、Webサーバー上で動作させることができるプログラムとして活用できます。指定されたプログラム（データベースなど）は、処理操作を行った結果をCGIプログラムに返すことが可能です。

こうした処理の作業を実行することで、戻されたデータの形式を新たに整え直し、インターネットで必要な形式に変えてユーザにその答えを送り返すことができます。

名称にも使われている「ゲートウェイ」には、出入り口・連絡通路・インタフェイスプログラムの役意味を持っているため、Webページから要求されるプログラムの処理を実行するために連絡通路の役割を果たしてくれます。

CGIプログラムはHTML・HTTP・CGIの3つが密接に関連して働くことが重要で、全てが問題なく実行されることでアクセスカウンターや掲示板・メール送信、さらにはオンラインショップの買い物かごシステムなどがしっかりと構築されて作動する仕組みになっているのが特徴です。

プログラムを書く言語には、「C」や「Perl」と言うプログラミング言語が使用されています。

Perlはテキスト処理能力に非常に優れたプログラミング言語で、CGI言語として使用するのに非常に適していると言われてます。また、取得が無料でできるため、特別な開発環境がない方や初心者の方でも気軽にプログラミングすることが可能です。