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アドフラウド問題

インターネット上にある広告はテレビCMを追い抜くほどの勢いがありますが、テレビと比べて中間に邪魔が入るリスクが高いです。そのひとつがアドフラウドで、広告へのアクセスを不正に稼ごうとするものです。

広告は視聴数やアクセス数によってカウントされ、それを元に広告主が費用を支払う形です。当然そのアクセスは人が行うことを想定していますが、場合によってはコンピュータでも行えてしまいます。

しかしカウント自体はされるので、人に知られたり利用することで発揮される効力が全くないにも関わらず、費用だけを支払わなければならないという状況になってしまいます。

その手口は費用の安い人員と端末を使ってアクセスのみを増やしたり、インターネットに潜り込んでストレートに不正なプログラムを使用するなど、非常に巧妙な種類がいくつもあります。

さらに限られたページ内で表示させる種類に限っては、無駄打ちをして数を稼ぐといったこともできます。したがって意識を向けるべきなのは外部からの攻撃に留まりません。

そしてアドフラウドは知識を持っていないと広告主側が搾取される一方なので、どういった仕組みなのかを知っておいた方が良いです。直接的な対策をするには専門的な知識が必要になるため、広告主側で行うのは難しいですが、依頼先を選ぶという形で間接的には可能です。

どのようなアドフラウドに対して、具体的にどういった対策をしているのかをはっきりさせているかどうかを判断基準にすると良いでしょう。逆に何の対策もしていない場合は、出費元になっている広告主が大部分の被害を受けてしまう可能性が高いです。

インターネットの発達とともに広告の種類は増え、ただサイトを閲覧してアクセスする以外にも、動画やアプリなど様々な形があります。また市場的にも非常に大きいため、アドフラウドがそれに伴って発展するのは避けられないでしょう。その変化に柔軟かつ高頻度で対応できるところが望ましいです。

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