IT導入補助金は、ITを導入したいと思った場合に何を導入してもよいわけではなく、予め登録された「ITツール」の中から選ぶ必要があります。
ITツールの要件は下記の通りです。下記に当てはまらないツールは、2019年度のIT導入補助金の対象には入りません。
補助対象となるITツールの要件
下記の要件を満たすITツールが、2019年度のIT導入補助金の対象となります。
- 特定の業種や業務に対応した業務パッケージであり、マスターファイルを持っている
- ITツールが保有する本来のプロセス(機能)で申請をしており、拡大解釈はしていない
- 情報発信(一方向)だけのホームページ制作、Webアプリ制作、スマホアプリ制作、 VR・AR用コンテンツ制作、デジタルサイネージ用コンテンツ制作、コンテンツ配信管理システムなどには該当しない
- フォーマット変換、バックアップ、ファイル管理などのユーティリティーは、機能拡張オプションとして申請している
- Webサーバ、DBサーバ、システム運用などのミドルウェアは、機能拡張オプションとして申請している
- 業務テンプレート(マクロ/VBA等の生成物など)は、機能拡張オプションとして申請している
- 利用者が恒常的に使用し、生産性向上を図るITツールである (利用頻度が年数回程度など、生産性向上への影響が少ないITツールではない)
- 利用者が所有する資産やブランドの価値を高める目的のITツールではない
- ITツール(ソフトウェア)に役務サービスは含んでいない
- ITツール(ソフトウェア)に初期データの準備など、アウトソーシング作業は含んでいない
(参考:IT導入補助金 ITツール登録画面より)