インストール

インストールとは、ハードウェアに新しくアプリケーションを追加する作業を意味します。しばしば世間ではダウンロードとインストールの意味合いが、混同されています。

WEB上からフリーソフトをブラウザアプリ経由で取り寄せる事はダウンロードであり、ハードウェアの記憶媒体に保存された段階です。取り寄せた後、インストーラと呼ばれるインストール専用のアプリケーションを任意で起動しなければいけません。

配布元や製品によっては、いわゆるZIP形式で圧縮されている事があります。インストール作業を行う前に、取り寄せたZIPファイルを解凍しておきたいところです。

インストーラを起動したら、今度は画面の指示に従って丁寧に作業をスタートしましょう。最初にアプリケーションのライセンス条項が表示されることが多く、それに同意をしなければパソコン本体に導入する事が出来ませんので要注意です。

ライセンス条項をよく確認し、問題がなければ同意ボタンをクリックし、次の段階に進みます。アプリによって具体的なプロセスは様々ですが、インストールされるファイル一覧が表示される事があります。

本体の容量とアプリケーション全体のデータ数が表示されることもあり、もし容量が不足していると、インストール作業は正常に行えません。高機能な業務用ソフトや多彩な表現が採用されたパソコンゲームは、一本でも大容量です。

作業を開始する前に、ハードディスクの空き容量を確認し、不要なデータは削除したり、別のメディアに移動させておけば一安心です。

アプリケーションによっては、ユーザーが任意で必要な物と不必要な物を区分して、インストールを決められます。

インストール先の指定を求められた時は、画面のメッセージをよく確認し、自分にとって使い勝手の良い場所に決めましょう。ただ基本的にはインストーラが自動的に決めた、標準仕様のままファイルを導入した方が、後々些細なトラブルを避けられます。