ロードバランサーは、プログラミング用語でありサーバーにかかってしまう負荷を平等に振り分けるためにつくられた装置を指しています。メリットとしては、サーバーダウンになることを防ぐほか負担を軽減することで快適に操作しやすくすることも可能です。
ロードは負荷のことです。インターネットをする際には、パソコンやスマートフォンなどのインターネットから各種サーバーにアクセスした場合、サーバーはその機器に搭載されているCPUやメモリーなどのリソースを使って指示を処理するというのがインターネットの仕組みです。
その結果は、利用者のパソコンやスマートフォンなどに送られ指示内容がブラウザに表示されます。正常であれば、見たいサイトを閲覧できるというわけです。
アクセス数が少ないのであれば、処理する数も少ないためスムーズにインターネットのサイトを閲覧できます。こうした状況を負荷が少ない状態と置き換えることが可能です。
しかし、何らかの理由によってアクセス数が短時間に増加すると利用者が使っているブラウザでのページ表示が遅くなってしまい、中には表示できない状態になります。
こうした状態が、負荷がかかっているという状態であると判断できます。負荷がかかっている状態の解消のための策の一つに、ロードバランサーの導入が有効となります。
ロードバランサーは、速度低下を防ぐだけではなく壊れたサーバーへ処理データを送らないようにすることも可能です。ロードバランサーは複数のサーバーで構成しているので、一つが何らかの理由で故障しても他のサーバーに自動で切り替えるようにすれば復旧することが可能です。
壊れたサーバーを修理することで、元通り従来の構成と機能が回復できます。サーバーのメンテナンスをするときにも、サービスを一時停止することなくできるのも導入するメリットです。特にアクセス数が多いWebサイトを運営している場合には、ロードバランサーの導入が不可欠といえます。