給与面や待遇面といった条件に限らず、環境や業務のやりがいも含めて仕事を求めている方と人材を求めている方をマッチングさせるビジネス用の SNS が Wantedly(ウォンテッドリー)です。
会社が持っている魅力をお届けする事によって、仕事を通して自己実現をしたいと考えている優秀な人材が採用しやすいという魅力から、2012年にサービスの提供を開始して以来ユーザー数が増え続けています。
ウェブエンジニアの他にセールスやデザイナー、マーケティングなど職種も多用である上に社会に限らずこれから就職をする学生などにも利用者が多いです。
こうしたWantedlyが従来の求人情報と異なる点として有しているのが、給与や待遇に関する情報が記載できない点であり企業の方針や社風、既に働いている社員達の雰囲気に興味関心を抱いた方が応募する共感採用が導入されている様子です。
Wantedlyを利用して仕事を探している側にとっては、実際に働き始める前段階から現場の様相が手に取るように知れるようになりますし、採用側にとっては登録し情報を記載している他の企業との間で平等さが得られます。
また、従来の求人情報では求人に応募するとすぐに選考やエントリーが開始されますが、Wantedlyでは顔を合わせてお会いしお話をする事から始められる仕組みになっているため、気になった企業に応募する事に対し敷居が低くなります。
そして、Wantedlyは企業が広報用のツールとして活用する事もできるので、会社内で見られる日常風景や活躍しているメンバーに関する情報を記述して公開すれば、職場環境に魅了された方が採用できるようなり高い定着率が維持できます。
さらに、Wantedlyでは求職者からの応募を待ち続けるのではなく、SNSの特性を活かして採用担当者など企業側が率先してアプローチする事も可能です。
率先してアプローチさせられるダイレクトスカウトという機能を利用すれば、ウェブサービスの中の情報を検索して要件に応じた方に対し直接的にメッセージが届けられます。