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仮想通貨とは

仮想通貨は主にインターネット上で取引される、仮想的な通貨を表す言葉です。実際の通貨とは違いデータなので、実態がなくインターネット上にしか存在しません。物理的な紙幣や硬貨などと違って、実態がないので購入や売却などの管理する際には、インターネットやパソコンやスマートフォンが必要になります。

法定通貨などの通常の通貨と違う点は、仮想通貨は非中央集権で、中央銀行や政府などの政策による影響を受けない所です。アメリカドルやユーロや日本円などの法定通貨では、中央銀行が発行などを行っていて、政府や国家によって一定の価値が裏付けられています。

しかし仮想通貨では法定通貨とは違い、価値などを決定する中央集権がなく、インフレーションなどの影響も受けません。特定の銀行や政府や国家などの、特定の中央集権によって管理されているわけではないので、ある程度の自由度があります。またセキュリティの面で見ても、ブロックチェーンとハッシュ暗号などの記述を用いることによって、二重払いや仮想通貨の偽造などといった問題を回避しています。

日本国内から仮想通貨の購入や売却などを行う場合には、基本的には取引所で会員登録をして本人確認をする必要があります。2018年の4月に行われた規制で、日本国内の取引所では、利用者の本人確認などが義務付けられたので、取引所に登録する際には、免許証などの公的身分証明書が必要です。

規制が行われた理由については、2018年の1月に国内の仮想通貨交換事業を行っていた、コインチェックから仮想通貨が大量に盗まれたことなどが挙げられます。本人確認などを行わなくても、登録自体は行えますが、実際の購入や売却などの取引を行う際には、本人確認が必要な場合がほとんどです。

現在では多くの取引所で、アカウントの登録には本人確認が必要な他、仮想通貨の保管にはコールドストレージを使うなど、セキュリティの問題はほとんどなく安全に利用できます。

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