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無停電電源装置(UPS)

無停電電源装置は、停電などが原因で通常の電力供給が遮断されてしまったときに、電力を供給することができる装置です。英語表記ではUninterruptible Power Supplyといい、しばしば各語の頭文字をとってUPSと呼ぶことがあります。

UPSは、外部電源から電力を受ける装置と受け取った電力を蓄積しておく装置(バッテリー)に、供給が遮断されたときにこれら2つの装置から外部電源と同程度の電力を供給する装置の3つから成ります。

家庭用と業務用では使用方法が異なりますが、家庭用については機器とUPSをケーブルで接続して、電源を入れれば問題なく装置が動くようになっています。平時では受け取った電力をそのまま機器に流しますが、停電などが起きて外部からの供給が止まると、UPSがためておいた電力を利用して機器に供給を始めます。


内蔵バッテリーを利用した供給はずっと続くわけではなく、ある程度時間が経過するとバッテリーが切れます。

UPSが供給している途中で停電などが復旧した場合は再び平時のモードに切り替わりますが、長引くとやがて完全に電力の供給がストップします。

したがってUPSと接続した機器を使用している人は、完全に機器が動かなくなってしまうまでのわずかな時間の中で、正常に機器の電源を止める操作を行わなければなりません。

家庭用UPSの場合、内蔵バッテリーが動作する時間は短くて数分、長くて30分程度です。意外と余裕は無いので、停電が発生したときは余計な作業をせずに速やかに電源を切る作業を行いましょう。

プログラミングは、複雑な動作をするものであるほど時間をかけて行うことになります。もし、作業中に突然停電が起きたとき、UPSが無いと、パソコンのが強制的に止まってしまい、最後にHDDやSSDに保存した所からプログラムの作成をやり直さなければなりません。

また、正常にシャットダウンをせずにパソコンをOFFにするのは、不具合や故障の原因にもなります。UPSを導入すれば、停電などが起きたときでも、プログラムのソースファイルなどを保存してシャットダウンをする時間が確実に確保されます。

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