プラットフォーム運営・シェアリングエコノミーサービスに役立つ情報

SQLって何?基本から学ぼう!

データベースを操作するための魔法の言葉、「SQL(エスキューエル)」についてわかりやすくお話しします。データベースやSQLが初めてという方でも安心してください。一緒に基本から学んでいきましょう!


SQLとは?

SQLは、「Structured Query Language(構造化問い合わせ言語)」の略称で、データベースを操作するための特別な言語です。データベースは、情報を整理して保存しておくための箱のようなもの。たとえば、通販サイトの注文履歴やSNSの投稿データも、実はデータベースに記録されているんです。

SQLは、そのデータベースに「これを見せて」「ここを直して」「新しい情報を追加して」など、指示を出す役割を果たします。

また、SQLは異なるデータベースシステムでもある程度同じ書き方ができるので、データベースが変わるたびに一から勉強しなおす必要がない点も便利です。例えば、MariaDBPostgreSQL といった異なるデータベースのシステムでも、基本的なSQLの使い方は同じです。

SQLがあるからこそ、企業のウェブサイトやアプリは大量のデータをスムーズに扱えるんです。


SQLがなぜ必要?

データを一元管理するためにデータベースが必要になります。たとえば、データをパソコンのフォルダやExcelシートなど、バラバラに保存しているとします。最新の情報がどこにあるのか探すのに時間がかかりそうですよね。でも、データベースを使えば、すべての情報を一か所に保存して管理できます。そしてSQLを使えば、そのデータを効率よく操作できます。

SHARE infoでもSQLを内部で活用しています。ユーザーが投稿した情報やコメントなどは、データベースに保存されていて、管理画面での検索や表示の操作で行うデータの更新や取得はSQLで行われています。プログラムがSQLを使ってデータベースを操作してくれているからこそ、簡単に投稿サイトを簡単に作って運用できるのです。


SQLの基本操作を見てみよう

SQLでは、いくつかの基本的なコマンドを使います。簡単に説明しますね。

  • SELECT: データを「選んで表示」する
    • 例: 「全ユーザーの名前を見せて」とお願いするような感じです。
  • INSERT: 新しいデータを「追加」する
    • 例: 「新しいユーザー情報を追加して」と頼むイメージ。
  • UPDATE: 既存のデータを「更新」する
    • 例: 「ユーザーの住所を修正して」といった操作。
  • DELETE: データを「削除」する
    • 例: 「古い注文履歴を消して」と指示します。

SHARE info の場合、投稿やコメントが管理画面で整理されているのも、これらのSQLコマンドが裏で動いているからです。


安全にSQLを使うためのポイント

SQLはとても便利ですが、扱い方を間違えると大変なことになります。たとえば、誤って重要な情報を消してしまうことも。

注意すべきポイント

  1. 権限を分ける
    すべての操作ができる「rootユーザー」は特別な場合だけ使い、普段は限定的な権限のユーザーで作業するのが鉄則です。
  2. 本番環境以外の環境でテスト
    実際に運用しているデータベースでSQLコマンドを実行する前に、テスト環境での確認は必須です。
  3. データのバックアップ
    手違いがあっても元にもどせるように、操作の前にバックアップをとりましょう。
  4. セキュリティ対策
    サイバー攻撃を防ぐために、ユーザー入力をそのままSQLに渡さない仕組みを導入します。

SQLを身近に感じよう

SQLは難しそうに見えますが、実は「データベースに話しかける言葉」と考えると親しみやすいかもしれません。「これをしたい」と伝えれば、データベースがそれに応えてくれる。そんなイメージです。

SHARE infoでは、専門知識がなくても簡単に投稿サイトを運営できる仕組みを提供していますが、その裏側ではしっかりSQLが動いています。つまり、SQLは私たちの便利なインターネット生活を支える縁の下の力持ちなんです。


このブログを読んでSQLに興味を持った方が、少しでもその仕組みの便利さを感じていただけたら嬉しいです。難しそうな言葉ですが、やっていることの基本は比較的シンプルなことなので、機会があればSQLでデータベースを操作してみてくださいね。

SNSでフォローする