sql serverとは

sql serverは情報を一元管理させるサーバーのことを言います。主な使い方はsql serverにデータを格納させWEBアプリとして運用する他、Wordpressなどのブログサイトとして運用する方法、AIの学習データの格納先として利用する方法などがあります。

WEBアプリとは、どんな端末でもブラウザを使用することで利用できるサービスの総称です。今日においてはネット銀行の口座管理や通販システム、WEBゲームなどもWEBアプリとして扱われています。sql serverはWEBアプリを運用するために必要になるデータの貯蔵庫です。

WordPressなどのブログサイトも同様で、掲載する情報を貯蔵庫であるsql serverに格納することで簡易的な運用が可能になります。AIの場合は、学習データをsql serverに格納して、読み込ませモデルを学習することによって自動的な分類が可能です。

学習データを手に入れる他のツールはsql serverにアクセスしてデータを格納し、AI部分はデータを読み込んで学習することができます。情報の一元管理が可能になるので更新が容易になり、多重にデータを格納してしまうことが無くなるだけでなく、ネットワークを経由してあらゆる情報を収集することが可能になるのです。

sql serverの使い方は簡単で、対象の端末にサーバーのミドルウェアをインストールするだけです。データベースを構築した上でアクセス権を指定、作成したユーザーをプログラムからアクセスできるように設定して完了になります。

注意しなければならないことはsql serverを運用する際に、rootユーザーを直接プログラムから操作できないようにする必要がある点です。rootユーザーはデータベースの全てを操作する権限を有しており、データの削除や抽出ができてしまうからです。それから外部のネットワークからアクセスできないように保護する必要があります。