「ハードウェア」とは、パソコンを使用していると良く耳にする言葉ですが、パソコンを構成している部品や機器のことを意味します。もっと簡単に言うのであれば、目に見えるもの全般で、モニターやハードディスク、プリンターやスキャナ、キーボード、マウスなどで、パソコン土台となる要素を持っています。
コンピューターを構成しているハードウェアの機能には5つの機能に分類されます。
キーボードやマウスなどの入力装置を介して情報をコンピューター外部から内部に取り込む「入力」、ディスプレイやプリンターなどの出力装置を介して上昇をコンピューター内部から外部に送り出す「出力」、メモリやハードディスクなど入力されたデータを記録する「記録」、心臓部であるCPUなどデータの計算や判断を行う「演算」、同じくCPUなど各装置をコントロールする「制御」に分類されます。
また、人間に例えるなら「身体」であり、ハードウェア自体は単なる空っぽの「もの・箱」にあたり、意識や神経は持たないものです。因みに単なる空っぽの体であるハードウェアに、ソフトウェアという人間で例える神経、知識、能力が組み合わさることで初めてその体は動くことができるようになります。
コンピューターの技術者が、開発当初コンピューターに使用されている金属や機器的部分をハードウェアと呼び始めたことをきっかけに作られた総称で、実際に目で見ることができて、手で触ることができる堅い機器と意味づけています。スマートフォンであればアイフォンやアンドロイドといった各本体、ゲーム機器であればプレイステーション、音楽プレイヤーだとWALKMANです。
ハードウェアはほとんどが一つのものとして存在しているので、周辺機器としてパソコンに接続して使用します。従って、USBメモリなどは使用する際と使い終わったら取り外すための操作を行ってから取り外すなどの安全な手順に従わなければ、正常に動作しない場合があるので注意が必要です。