応用情報技術者試験の下位資格である基本情報技術者試験(FE)は、システムの設計や開発、運用に関し担当業務に応じて様々な知識や技術が要求されています。
例えば情報技術全般に関する基本的な事項を理解して担当業務に活用することができる知識を身に付けなければなりませんし、上位者の指導の下にシステムの設計や開発、運用などができるようにする必要があります。
最近ではIT技術者の登竜門として考えている人も多く受験する人も増えていますが、スキルレベルは1から4までのうちの2なので難易度はそれほど高くはないです。
標準的な知識があれば比較的簡単に合格することができる資格なので次に向かってのステップアップとして受験する人もいますが、それでも基本的な知識がないと受かるのは難しいのでしっかりと勉強する必要があります。
合格率は約20%ほどで5人に1人は受かる計算なので極端に難しいわけではありませんが、逆を言えば5人に4人は不合格となるので全く油断はできないです。
試験範囲も比較的広い上に細かい知識も要求されるのでしっかりと学習する必要があり、人によっては1日8時間以上も勉強時間を取っている人もいます。
この試験は午前の部と午後の部に分かれていて両方とも多肢選択式ですが、午前の部は四肢択一式となっているので比較的解きやすいです。
ただ引っ掛け問題もかなりあるので確かな知識が必要となるので中途半端な理解力では解くのは難しいですし、午後の部に対応することもできなくなってしまいます。
また午前の部は出題数がとても多いのが特徴で、150分で80問も解かなければならないのでスピードも要求されますし読解力も必要となります。
難易度は標準であっても合格率は極端に高いわけではないので、勉強時間を十分に取りしっかりと学習した上で試験に臨むことが求められています。
このように応用情報技術者試験の下位資格である基本情報技術者試験(FE)は試験範囲が広い上に出題数も多いので、スピーディーに問題を解く力を身に付ける必要があります。