IFTTTはイフトと読み、ウェブサービス同士を連携させることが出来るものです。そのため、サービス間連携システムとも呼ばれます。近年ではスマートスピーカーとウェブサービスとを連携させるために用いられることも増えています。
ツイッターやフェイスブック、Gmailなどインターネット上には多様かつ著名なサービスがいくつもあります。それらは単体でも非常に便利な特徴を持ちますが、連携させることによって一層利便性が向上していきます。
ウェブサービスを連携させるための方法には様々なものがありますが、中でも特に簡単なのがIFTTTです。IFTTTはIF This Then Thatの略であり、それぞれのサービスを連動させることを意味します。
IFTTTを利用している例として挙げられるのが、ロケーションサービスとメールとの連携です。あらかじめ設定しておいた駅に到着したことをロケーションサービスで感知し、メールを送る仕組みです。
こうすることによって乗り換えミスをより起こりにくくすることが出来ます。特定のハッシュタグをつけた呟きを他のSNSにも投稿するなど、IFTTTを利用したサービスはよく利用されています。
このサービスを利用するためにはまずアカウントを作成する必要があります。IFTTTはGoogleアカウントなどを利用することにより、簡単に登録できる仕組みになっています。登録後にサインインをすると、タイルのような画面が表示されます。
そこにレシピが記述されているので、自分にとって使いやすい機能を利用することが大切です。IFTTTは非常に便利なサービスですが、全てを連動させれば良いということではありません。
あくまで自分が便利と考えられる機能を活用することが大切です。また、しばらく運用してみて効果が薄いと感じたときには、アカウント画面から変更を加えることが重要となります。
IFTTTの画面はその多くが英語で書かれていますが、複雑な表現は避けられています。分かりにくい場合でも翻訳サイトを併用することで操作しやすくなります。IFTTTを有効にするためにはアクセス許可をする必要があります。