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サービスの致命傷-Webシステムにおけるバグ

バグとは、システムの不具合のことです。英語の虫になぞらえて「bug」と呼ばれます。バグはWEBサイトにとって、大きなリスク要因です。設計した通りにWEBサイトが動作しなければ、ユーザーの方々が安心して使えません。

WEBサイトのバグは、大きく分けて2通りのタイプがあります。

最初のタイプは、ユーザーがWEBサイトを通じて行った作業が、正しく反映されないものです。例えばECサイトでユーザーが、実際に注文作業を済ませたにも関わらず、お店側の画面にその作業内容が一切通知されない、という不具合があります。ユーザー側とお店側で情報の状況が変わるため、後々深刻なトラブルに発展しやすいです。

WEBサイトを通して注文や問い合わせ手続きをしたにもかかわらず、送信ボタンを押す前に画面にエラーメッセージが表示され、作業を済ませられない、というバグもあります。注文や問い合わせを一刻も早く済ませたいのに、WEBサイト側の不具合で正しく作業が出来ない、こういった状況に至るとユーザーの不満は募るばかりです。サイト管理者は一刻も早くバグの修正に努めなければならないでしょう。

次のバグのタイプとして挙げられるのが、数値やデータの不具合が発生するものです。例えばユーザーがECサイトを通して普通に注文手続きを済ませられるものの、その注文内容が意図しない物に書き換わってしまう問題です。ユーザーは確かに数量1個、注文したにもかかわらず、何かしらのプログラミング上の不具合で数量が10個、という風に置き換われば、お店側のスタッフは勘違いしたまま、商品の準備を進めてしまうでしょう。他にも注文内容自体が大きく書き換わってしまえば、ユーザーに誤った製品を送付したり、間違った金額を請求する事になりかねません。

誤作動系のバグは、ある意味で最も危険なタイプです。作業内容が反映されないタイプよりも、深刻な結果になりやすく、気づいた時点で社内のシステムエンジニアやアウトソーシング先の専門家に修正を依頼しなければなりません。

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