公開コミュニティを作るとき、候補に挙がりやすいのがRedditとDiscourseです。
どちらも利用者が投稿し、コメントで交流できます。しかし、サービスの考え方は大きく異なります。
Redditは、すでに多くの利用者がいる場所にコミュニティを作るサービスです。一方のDiscourseは、自社や団体が独立したフォーラムを持つための仕組みです。
この記事では、両者の違いを分かりやすく比較します。自社サイトとして運営しやすいSHARE infoについても紹介します。
Redditは、多数のテーマ別コミュニティが集まる大きなプラットフォームです。Reddit内に「subreddit」と呼ばれる場所を作り、利用者が投稿、コメント、投票を行います。
公開コミュニティでは、Redditのアカウントを持つ人なら誰でも閲覧、投稿、コメントができます。投稿者を限定する制限付き設定や、承認された人だけが参加する非公開設定も選べます。
Discourseは、独立したフォーラムサイトを構築するためのソフトウェアです。フォーラムとは、話題ごとに投稿と返信を整理する掲示板型の仕組みです。
自社のドメインやブランドで運営でき、長く残したい質問、回答、議論を整理しやすい点が特徴です。オープンソースとして公開されており、自社サーバーで運用する方法と、サーバー管理を任せる方法があります。
Redditは、すでに人が集まっている場所で話題を広げたい場合に向いています。
趣味、ゲーム、技術、製品など、テーマに興味を持つ人へ広く参加してもらえる可能性があります。投票によって注目されている投稿が分かりやすくなる点も特徴です。
運営者は、投稿やコメントの削除、ユーザー管理、通報対応などを行えます。繰り返し発生する管理作業を自動化する「Automoderator」も用意されています。
ただし、コミュニティはRedditの中に作られます。URLや画面の基本構成はRedditの形式になります。
自社サービスとして見せたい場合や、独自の登録項目、投稿フォーム、利用者別の権限を細かく設定したい場合には、希望と合わないことがあります。
Discourseは、自社の独立したコミュニティを持ちたい場合に向いています。
カテゴリーやタグで話題を分けられるため、製品サポート、開発者フォーラム、専門家コミュニティなどに利用しやすい仕組みです。過去の投稿を検索し、知識として再利用することもできます。
利用実績に応じて権限が変わる「トラストレベル」もあります。長く参加している利用者に、コミュニティ運営の一部を手伝ってもらう設計が可能です。
一方、自社サーバーで運用するには、LinuxやDockerなどの技術知識が必要です。更新、バックアップ、セキュリティ対策、障害対応も考えなければなりません。
運営会社のホスティングを利用すればサーバー管理の負担は減ります。それでも、豊富な設定を理解し、自社の運営方針に合わせる作業は必要です。
広い利用者へ話題を届けたいなら、Redditが有力です。
自社の独立したフォーラムを作り、技術担当者が設定や保守を行えるなら、Discourseが適しています。
ただし、企業や団体では、次のような希望もあります。
「自社名のコミュニティを作りたい」
「サーバー管理は専門会社へ任せたい」
「日本語で相談しながら設計したい」
このような場合は、国産のコミュニティサイト構築サービスも候補になります。
SHARE infoは、公開掲示板、会員制コミュニティ、Q&Aサイトなどを構築できる投稿型サイトサービスです。
利用者は、投稿、コメント、返信、いいね、キーワード検索などを使えます。画像やPDFを投稿に掲載することも可能です。
運営者は管理画面から、カテゴリー、公開範囲、投稿の承認、非公開、削除、ユーザーのブロックなどを設定できます。公開サイトだけでなく、登録した会員だけが閲覧できるサイトにもできます。
テンプレートを使うため、ゼロからシステムを開発する必要はありません。初期設定やサーバー管理の支援を受けながら、自社専用のコミュニティを始められます。
標準機能で不足する場合は、SHARE info Bizで独自機能の追加を相談できます。蓄積された投稿やコメントを情報源として回答する、AIチャット付きの構成も選択できます。
Redditのような巨大プラットフォームではなく、Discourseのようにソースコードを自社で管理する方式でもありません。
その代わり、自社ブランドの専用サイトを持ち、サーバー保守を任せながら運営したい企業や団体に適した選択肢です。
Redditは「人が集まる既存の場所を使う方法」です。Discourseは「独立したフォーラムを自分たちで持つ方法」です。
SHARE infoは、自社サイトとしての見せ方と、導入後の運営のしやすさを重視したサービスです。
機能の数だけで選ぶのではなく、誰に参加してほしいか、投稿をどのように残したいか、誰が保守するかを整理しましょう。公開後も無理なく管理を続けられる仕組みを選ぶことが大切です。
公式コミュニティとして運営することはできます。ただし、サイトはReddit内に作られます。独自ドメインや自社専用の画面構成を重視する場合は、DiscourseやSHARE infoなどの独立型サービスが向いています。
運営会社のホスティングを使えば、サーバー管理の負担を減らせます。自社サーバーで運用する場合は、LinuxやDocker、バックアップ、更新などの知識が必要です。
Redditは、Reddit内の利用者から見つけてもらいやすい点が特徴です。Discourseは独自ドメインで公開できるため、自社サイトの情報として検索流入を育てられます。ただし、検索順位やアクセス数は、投稿内容や更新状況によって変わります。
作成できます。登録なしで閲覧できる公開サイトにも、登録会員だけが利用するサイトにも設定できます。投稿やコメントを管理者の承認後に公開する運用も可能です。