LINE公式アカウントを使って、顧客や会員が集まるコミュニティを作りたいと考える企業は少なくありません。LINEは情報を届けたり、個別の問い合わせに対応したりするのに便利です。
ただし、会員同士が投稿し、過去の情報を検索できる会員サイトとは役割が異なります。この記事では、両者の違いと、SHARE infoを組み合わせる方法を分かりやすく解説します。
LINE公式アカウントでも、企業や団体の周りに人を集め、継続して情報を届けることはできます。
友だちへのメッセージ配信、対象を絞った配信、個別チャット、リッチメニューから外部ページへ案内する機能などがあるためです。メンバーシップ機能では、加入者限定のメッセージや特典を提供でき、条件を満たす場合は限定オープンチャットも利用できます。
ただし、中心となるのは「運営者から情報を届ける」「利用者と個別に話す」という使い方です。
会員がテーマごとに投稿し、ほかの会員がコメントし、過去の内容を検索する会員サイトとは仕組みが異なります。
LINE公式アカウントは、新着情報、イベント、申込期限、クーポンなどを知らせる用途に向いています。友だち追加後に、決めた順番で案内を送るステップ配信も利用できます。
一方、会員同士の質問や回答をテーマ別に整理し、数か月後も探せる状態で残すには工夫が必要です。
連絡のしやすさを重視するならLINE、情報の整理と再利用を重視するなら会員サイトが向いています。
| 比較項目 | LINE公式アカウント | 一般的な会員サイト |
|---|---|---|
| 主な役割 | 配信、案内、個別対応 | 投稿、交流、情報の蓄積 |
| 会員同士の交流 | オープンチャットなどを併用 | 投稿とコメントで交流 |
| 情報の整理 | 時系列の案内が中心 | カテゴリーやテーマ別 |
| 過去情報 | メッセージから確認 | サイト内検索で探せる |
| 会員管理 | 友だちや配信対象を管理 | 登録、承認、停止、権限を管理 |
| デザイン | LINEの画面内で運用 | 自社向けに構成を調整 |
どちらが優れているという比較ではありません。
すぐに案内を届けたい場合はLINE公式アカウント、会員の知識や交流を残したい場合は会員サイトが適しています。
SHARE infoは、投稿型のコミュニティサイトを作るサービスです。
会員は投稿でき、ほかの会員はコメントや返信、いいねで参加できます。投稿をカテゴリーに分け、キーワードで検索できるため、新しく参加した会員も過去の情報を確認しやすくなります。
管理者は、ユーザー登録の方法や承認、投稿・コメントの公開、会員の停止やブロック、カテゴリーなどを管理画面から設定できます。
ログインした会員だけに投稿や閲覧を許可したり、一部のカテゴリーに閲覧制限を設けたりする運用も可能です。
活用イメージとしては、学生の情報交換、マンション住民の掲示板、地域コミュニティ、趣味の写真・動画交流などが考えられます。
標準機能で足りない場合は、SHARE info Bizで権限の分け方、独自機能、外部サービスとの連携などを相談できます。投稿内容をもとに質問へ答えるAIチャットを追加する選択肢もあります。
実用的なのは、LINE公式アカウントを「入口と通知」、SHARE infoを「交流と情報の保管場所」として使い分ける方法です。
たとえば、LINEで新しいテーマやイベントを案内し、リッチメニューやメッセージからSHARE infoへ誘導します。詳しい説明、会員の投稿、質問への回答、資料はサイト側に残します。
これにより、利用者はLINEで新着情報に気づき、必要な情報は会員サイトで探せます。
連絡を中心に始めるなら、LINE公式アカウントだけでも運営できます。しかし、会員同士の交流を増やしたい、投稿を後から使える情報として残したい、検索できる自社専用の場を持ちたい場合は、SHARE infoのような会員サイトを組み合わせる方法が適しています。
運営者からの配信や個別対応が中心なら可能です。会員同士の投稿や、テーマ別の情報蓄積を重視する場合は、オープンチャットや会員サイトとの併用が向いています。
ユーザー登録を管理者の承認制にし、ログイン中の会員だけに投稿や閲覧を許可できます。サイト全体や特定カテゴリーの閲覧を制限する運用も可能です。
LINEからSHARE infoへリンクして案内する方法はすぐに始められます。
会員情報の連携や自動通知など、独自の仕組みが必要な場合は、要件を整理したうえで個別に確認する必要があります。