コミュニティサイトの構築・運営・AI活用に役立つ情報

Chatworkでコミュニティ運営できる?専用サイトとの使い分け

Chatworkのチャット画面と専用コミュニティサイトを比較し、連絡と情報蓄積の使い分けを表したイラスト

Chatworkは、社内外の人とすばやく連絡できるビジネスチャットです。グループチャットを作れば、参加者への案内、質問への回答、ファイル共有などができます。

そのため、小規模なコミュニティや期間限定の活動であれば、Chatworkでも運営を始められます。

ただし、参加者や投稿が増えると、必要な情報を整理しにくくなることがあります。大切なのは、Chatworkと専用サイトのどちらが優れているかではありません。それぞれの得意な役割を理解して使い分けることです。

Chatworkが向いているコミュニティ運営

Chatworkの強みは、会話の速さです。

新しいメッセージが届くと通知されるため、すぐに確認してほしい連絡や、返事が必要な相談に向いています。

たとえば、次のような使い方ができます。

  • イベント当日の案内
  • 勉強会の出欠確認
  • 運営メンバー同士の相談
  • 参加者からの簡単な質問
  • 資料や画像の共有
  • 担当者と期限を決めるタスク管理

短い文章で気軽に話せるため、参加者同士の距離を縮めたい場合にも便利です。すでに仕事でChatworkを使っている人が多ければ、新しい操作を覚える負担も抑えられます。

Chatworkだけでは整理しにくい情報もある

Chatworkでは、会話が時間の順に並びます。

やり取りが増えると、質問、雑談、重要なお知らせが同じ流れに入ります。検索はできますが、初めて参加した人が過去の情報を順番に学ぶには手間がかかる場合があります。

製品別の質問や地域別の情報を分けるには、グループチャットを増やす方法があります。しかし、グループが増えすぎると、どこに投稿すればよいか迷いやすくなります。

役立つ回答が会話の中に残っていても、タイトルやカテゴリーがなければ、情報の全体像をつかみにくい点にも注意が必要です。

専用コミュニティサイトが向いている場面

専用サイトでは、話題ごとに投稿ページを作れます。

質問、回答、事例、マニュアル、お知らせなどをカテゴリー別に整理できるため、過去の情報を読み直しやすくなります。

次のような目的には専用サイトが向いています。

  • 質問と回答を知識として残したい
  • 製品の使い方や活用事例を共有したい
  • 新しい参加者にも過去の投稿を読んでもらいたい
  • 公開情報と会員限定情報を分けたい
  • 自社や団体の名前でコミュニティを運営したい

SHARE infoでは、利用者が投稿やコメントを行えます。運営者は、投稿の承認、編集、非公開、削除やユーザー管理を管理画面から行えます。

カテゴリー、キーワード検索、プロフィール、いいね、ランキングなども利用できます。サイト全体やカテゴリーごとに閲覧範囲を設定できるため、会員向けのコミュニティにも使えます。

Chatworkと専用サイトの違い

比較項目Chatwork専用コミュニティサイト
主な役割すばやい連絡と会話情報の整理と蓄積
情報の単位メッセージタイトルのある投稿
整理方法グループチャットカテゴリーや投稿項目
向いている情報当日の連絡、相談、雑談Q&A、事例、資料、活動記録
過去情報の利用キーワードで検索カテゴリーやキーワードで検索
運営者の管理チャットごとの権限設定投稿承認、非公開、削除、ユーザー管理

おすすめはChatworkとSHARE infoの併用

どちらか一方に決める必要はありません。

Chatworkでは、急ぎの連絡、当日の案内、運営メンバーの相談を行います。SHARE infoには、正式なお知らせ、よくある質問、活動記録、会員の事例やノウハウを掲載します。

Chatworkで役立つ回答が出たら、内容を整理してSHARE infoへ投稿します。SHARE infoに新しい記事を公開したら、Chatworkでリンクを案内します。

この流れを作ることで、日々の会話をその場で終わらせず、後から利用できる知識として残せます。

AIで過去の投稿を探しやすくする

投稿が増えると、キーワード検索だけでは目的の情報を見つけにくい場合があります。

SHARE info AIでは、サイトに蓄積した投稿やコメントなどを情報源として、AIチャットが質問に答える構成も選べます。

この仕組みはRAGと呼ばれます。RAGとは、登録された情報を探し、その内容を参照しながら回答を作る方法です。

利用者は正確なキーワードを知らなくても、自然な文章で質問できます。ただし、AIの回答が常に正しいとは限りません。重要な内容は、回答だけでなく、AIの回答の下に表示される参照元の投稿へのリンクから確認することも大切です。

まとめ

Chatworkは、今起きていることをすばやく共有する場に向いています。専用コミュニティサイトは、投稿を整理し、知識として長く残す場に向いています。

連絡の速さを重視するならChatwork、情報の蓄積や検索を重視するなら専用サイトが有力です。

SHARE infoなら、コミュニティの目的に合わせてカテゴリーや公開範囲を設計できます。Chatworkと組み合わせれば、気軽な会話と、後から探せる情報共有の両方を実現しやすくなります。

FAQ

Chatworkだけでコミュニティを運営できますか?

小規模な集まりや短期間の活動であれば運営できます。ただし、投稿が増えた場合や、過去の情報を整理して残したい場合は、専用サイトとの併用を検討するとよいでしょう。

すでにあるChatworkのグループを廃止する必要はありますか?

廃止する必要はありません。Chatworkを日々の連絡に使い、SHARE infoをQ&Aや事例を蓄積する場所として使い分けられます。

SHARE infoは会員だけが見られるサイトにできますか?

サイト全体へのパスワード設定や、ログインした利用者だけが投稿を見られる設定が可能です。カテゴリーごとに公開範囲を分ける方法もあります。

Chatworkで出た質問をSHARE infoへ移せますか?

内容を整理して、管理者がSHARE infoへ投稿できます。よくある質問や役立つ回答を定期的に移すことで、コミュニティの知識として残せます。

SHARE infoでは独自の機能を追加できますか?

標準機能で不足する場合は、SHARE info Bizで機能追加を相談できます。必要な機能や運営方法を確認したうえで、対応内容が検討されます。