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スタートアップ

近年IT業界などを筆頭に、スタートアップという言葉が浸透してきています。短期間でイノベーションや新規にビジネスを構築したり、市場を開拓していこうとする企業を指すことが多く、もともとはアメリカが発祥です。

似たような言葉にベンチャーがありますが、これは日本が発祥の和製英語となっています。ベンチャー企業では中小規模の新興企業が、新たにサービスや技術を展開していくことを指します。個人投資家などから資金を提供してもらうなど、基本的に成長を見通せる事業なので、どんどん規模を拡大したり株式上場を目指す企業とされています。

一方スタートアップでは、IT業界を中心として短期間で新規サービスやビジネスモデルを確立するのが特徴です。例えばまだ無名の誰かを応援したい、不用品を簡単に処分出来たら、などみんなが日常で抱えるような問題を解決する目的で始める傾向にあります。

まだ表面化していない課題や需要を素早く感じ取り、シェアリングエコノミーのように、社会貢献をビジネスにつなげていくための手段として、スタートアップで新規事業を立ち上げるわけです。

ただベンチャー事業とは違い、中長期的な視野ではなく短期間で結果を求められます。最初は個人投資家などから資金を得ることが難しく、それだけに有能な人材が必要となります。短期間でビジネスモデルを確立し、資金の調達をしながらクライアントも探さなければなりません。

最近ではベンチャーキャピタルによる投資が増えてきているので、事業の目的やビジョンをしっかりと確立しておくことが必要です。またイグジットの方法や時期などを、事業計画にあらかじめ盛り込んでおくのもポイントです。

株式公開やM&Aなど方法はいくつかありますが、イグジットにより出資者がどのていどリターンを受けられるのかが明確になっていれば、投資家からの出資も受けやすくなります。スタートアップ企業には、イノベーションを目的としたスピーディーなビジネスの確立と、即戦力になる人材が必要不可欠です。

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