ハードディスクは、様々な家電や電子機器に使われています。ハードディスクの特徴は、非常に費用対効果に優れている点です。値段に対して記憶媒体の容量が大きく、SDカードやSSDやフラッシュメモリーよりも経済的です。
一般向けのハードディスクでも容量はとても充実しており、500GBから1TBの製品は破格の値段で市販されています。2TBから4TBの製品も市場では豊富になっており、多少値段は上がるものの5TBから6TBの製品も費用対効果の良い価格で並んでいます。
動画や音楽、大量の画像や高解像度の写真などのデータは、記憶媒体の容量を圧迫するのが難点です。パソコンやタブレット端末に元々備え付けられていた記憶媒体だけでは、多種多様な情報は保存できません。
ノートパソコンやタブレット端末はデスクトップパソコンやブルーレイレコーダーなどに比べて、本体の記憶媒体の容量が少なめです。
100GB以下ではOSとその更新データによって保存領域が圧迫され、動画や音楽が安心して保存できません。仕事や趣味でフル活用しているノートパソコンだと、100GBから200GB前後の容量でもあっという間に消費されます。
本体の保存領域が不足してきたら、パソコンやタブレット端末の動作が不安定になったりアプリケーションの動きが遅くなります。保存領域を増やすため、不要なデータを削除するのも良い案ですが、いわゆる外付けハードディスクを補助記憶装置として購入した方が安心です。外付けハードディスクはUSB接続で、パソコンやタブレット端末に接続可能です。
本体の容量が不足しても、補助記憶装置が外部に出来ればそちらに情報を今後も保存していけます。
重要だが普段はあまり使わない動画や音楽などを外部の補助記憶装置に移動させ、本体ドライブはなるべく空き容量を確保する、こういった使い方をすればパソコンやタブレット端末は安定した動作を維持でき、OSやアプリのアップデートも難なく進められます。