プラットフォーム運営・生成AI活用・シェアリングエコノミーに役立つ情報

政府のチャットボットGovbot(ガボット)

政府系のチャットGovbot(ガボット)は導入から2年、費用が5.3億円かかっているそうです。

https://www.govbot.go.jp/#

ガボットについて、チームみらいの安野氏が国会質問の動画がこちら

安野氏が指摘する問題点

稼働履歴などのデータをとっていない

稼働して2年経つが、過去ログをとっていないので今後の改善などに役立てることもできない。

費用対効果への懸念

1件の対応費用が、人間が対応したほうが安くなるという試算→ガボット:2〜3000円>コールセンター等で人間が対応:300〜1000円

チャットボットの作りが古い

あらかじめ用意されたQ&Aから選択して行く方式で、最新の生成AIの技術が回答の生成に使われていない

安野氏が指摘する今後の提案

  • 今後の契約は、利用状況を見ながら柔軟に機能を追加していける「アジャイル開発型」にする
  • しっかりとKPIをとり、総務省とデジタル庁が連携してブラッシュアップしていく
  • 生成AIを活用したチャットボットを導入する

ガボットも、裏側のQ&Aのマッチングには一部AIが利用されているようだが、肝心の表側の回答の生成には使われていない。ハルシネーションを恐れて回答生成には使えないとのことだが、渋谷区など、すでに回答の生成にAIを使っている自治体もあり、住民から高い満足度も得ている。

渋谷区生成AIチャットボットについて:

https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kusei/kocho/ai-chatbot/ai_chatbot.html

詳しくは動画をご覧いただくのが良いと思いますが、以上が安野氏の国会質疑のまとめです。

SHARE info AIの可能性

5.3億円の費用はそれほど大きくはないとの言及もありましたが、SHARE info AIを利用すればそれよりも大幅に低い費用で生成AIチャットボットを導入していただくことができると思います。

渋谷区のように生成AIチャットボットを運用したいという自治体様、事業者様はお問い合わせください。

SNSでフォローする