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Slackの過去情報が見つからない原因とナレッジ整理方法|流れない情報共有へ

Slackの会話をSHARE infoの社内ナレッジとして整理するイメージ

Slackは、質問や相談をすぐに送れる便利なチャットツールです。一方で、数か月前に決まった手順や、以前だれかが答えた内容を探すときに、「検索しても見つからない」「どのチャンネルだったか思い出せない」と困ることがあります。

原因は、Slackが使いにくいからではありません。会話を早く進める場所と、あとから何度も読む情報を保管する場所では、向いている整理方法が違うためです。

本記事では、Slackを活かしながら、過去の情報を見つけやすいナレッジに変える方法を紹介します。ナレッジとは、仕事に役立つ知識や経験を、他の人も使える形にした情報です。

Slackの過去情報が見つかりにくい理由

Slackには検索や絞り込みの機能があります。それでも見つからない理由の一つは、投稿した人と探す人で使う言葉が違うことです。

たとえば、「請求処理」と書かれた会話を「支払い手順」で検索しても、目的の情報に届かない場合があります。

また、質問はチャンネル、補足はスレッド、最終決定は別のメッセージということもあります。雑談、途中案、確定事項が同じ流れに並ぶため、「今も正しい情報はどれか」を判断しにくくなります。

保存期間や閲覧権限の設定によっては、過去の情報を参照できない場合もあります。

まずSlack内を整える

重要な話題は一つのスレッドにまとめ、チャンネル名は用途が分かる名前にします。検索では、投稿者、チャンネル、期間などで絞り込みます。

よく使う手順やリンクを、チャンネルのCanvasにまとめる方法もあります。Canvasは、文章やリンクを一つのページに整理する機能です。

ただし、個人の「あとで見る」への保存だけでは、組織全体の共有知識にはなりません。何度も質問される内容や、異動後も残したい情報は、正式なナレッジとして整理します。

過去の会話をナレッジに変える5つの手順

1.残す情報を選ぶ

すべての会話を移す必要はありません。業務手順、判断理由、よくある質問、トラブル対応、引き継ぎ事項など、再利用する情報から選びます。

2.一つの話題を一つの記事にする

会話をそのままコピーせず、「質問」「結論」「手順」「注意点」に分けて書き直します。

タイトルは「経費精算の申請方法」のように、利用者が検索しそうな言葉にします。

3.カテゴリーを決める

部署名だけでなく、「申請」「顧客対応」「システム操作」など、仕事の目的でも分類します。カテゴリーを増やしすぎず、迷わず選べる数から始めます。

4.確定情報と相談を分ける

Slackは相談と素早い連絡に使い、決定した内容はナレッジ側へ移します。Slackから記事へリンクし、記事には更新日と担当者を書きます。

5.少しずつ更新する

週に一度、繰り返された質問を一件だけ記事にする方法でも構いません。古くなった記事は、内容を直すか、「現在は使わない」と表示します。

SHARE infoで「流れない社内コミュニティ」を作る

SHARE infoは、投稿とコメントを中心にした情報共有サイトを作れるサービスです。一つの話題を一つの投稿として残し、カテゴリーやキーワードから探せます。PDFなどの資料も添付できます。

投稿やコメントの承認、ユーザー管理、カテゴリーごとの閲覧制限などを設定できます。

管理者だけが正式なお知らせを投稿するカテゴリーと、社員が質問や事例を投稿するカテゴリーを分ける運用も可能です。

コメント欄では、記事を読んだ社員が補足や質問を書けます。管理者だけが情報を作るのではなく、利用者も知識を持ち寄るコミュニティとして運用できます。

AIチャットを追加するプランでは、サイト内の投稿などを情報源として、自然な言葉の質問に回答させることもできます。

RAGとは、登録された記事や資料を探し、その内容をもとにAIが回答する仕組みです。AIの回答は必ず正しいとは限らないため、重要な判断では元の記事を確認します。

Slackをやめずに役割を分ける

おすすめは、Slackを「会話する場所」、SHARE infoを「確定した知識を残す場所」として併用する方法です。

まずは問い合わせの多い10件ほどを投稿にし、Slackからリンクします。

小さく始めれば、必要なカテゴリーや更新担当を確認しながら改善できます。社員が質問し、経験を共有し、次の人が検索できるコミュニティを目指すことで、ナレッジを継続して育てやすくなります。

FAQ

Q.SlackのメッセージをすべてSHARE infoへ移す必要がありますか?

いいえ。再利用する手順、よくある質問、重要な決定などから整理します。雑談や一時的な連絡まで移す必要はありません。

Q.カテゴリーは部署別に作るべきですか?

部署別だけでなく、「申請」「顧客対応」「トラブル対応」など、利用者が探す目的でも分けると分かりやすくなります。最初は少なく作り、運用を見ながら増やします。

Q.社員が投稿すると内容が不正確になりませんか?

投稿やコメントを承認制にする、正式情報用のカテゴリーを分ける、担当者と更新日を書くなどの方法があります。自由な共有と確認の仕組みを組み合わせることが大切です。