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フローチャート

フローチャートとは、プログラムの処理の流れを図形や記号等を使って上から順番に説明した表のことを言います。プログラミングにおいて、プログラムの概要に相当するフローチャートを予め定めておくとスムーズな開発作業が可能です。

フローチャートに使用される図形にはそれぞれ意味が異なっており、例えば菱形の図形の場合は、条件分岐を意味しています。条件分岐はプログラミングにおいて基本とも言える機能のひとつです。菱形の内部に参照する値と条件を記入します。

その条件を満たしていればYESのフローへ進み、条件を満たしていなければNOのフローへ進みます。この時、NOのフローは左側に記入する必要がある点に注意しましょう。

NOとYESのフローが逆になっていたり、他の条件分岐のフローと異なっている場合は、プログラマーがチェックする際に読み間違いが発生してしまい、仕様と異なるプログラムができあがってしまうからです。

参照する値もきちんと書かなければプログラミングが難しくなってしまいます。参照する値とYESとNOで振り分ける条件をきちんと記入することでプログラミングを容易にさせることが重要です。

フローチャートの図形には繰り返し処理を表現する図形もあります。台形の図形が繰り返し処理を表現しており、ループの開始と終了を台形で区切ります。

条件分岐と同様に繰り返しを行う条件をきちんと記入する必要がある点に注意しましょう。例えば、顧客情報を全てチェックする場合は、顧客情報の数を確認して、その数が上限に到達した場合にループを抜けるようにします。

フローチャートにはこのようにプログラミングの効率的な開発をサポートするため、様々な図形や記号を用いて表現しています。

必要な情報が記入されていなければ、スムーズなプログラミングの妨げになってしまう恐れもあるので、必要事項をきちんと記入して、フローチャートの規約を守ったうえでプログラマーに提出しなければならないのです。

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