イベントの案内をメールやチャットだけで行うと、変更連絡、質問、写真、参加者同士の会話が別々の場所に分かれやすくなります。
そこで役立つのが、開催前から終了後まで使う期間限定コミュニティです。専用サイトを用意すれば、運営からの情報を整理しながら、参加者の質問や交流も一か所で受け付けられます。
ここでは、SHARE infoを使った作り方と運営の流れを紹介します。
最初に「何のために使うか」と「いつまで使うか」を決めます。目的が多すぎると、参加者は何を投稿すればよいか迷います。
たとえば、開催前は質問受付と自己紹介、当日は変更連絡と情報共有、終了後は資料配布と感想共有に絞ります。
公開期間も「開催2週間前から終了後1週間まで」のように明記します。これは一例なので、イベントの規模や準備期間に合わせて調整してください。
投稿先は、次のように分けると探しやすくなります。
「運営からのお知らせ」は、管理者だけが投稿できるようにします。大切な連絡が参加者の投稿に埋もれにくくなるためです。
SHARE infoでは、投稿、コメント、返信、いいね、キーワード検索、カテゴリーによる絞り込みを一つのサイトで利用できます。投稿欄には、日付、参加する企画、質問の種類などの項目も追加できます。
入力項目を少なくしておくと、スマートフォンからも投稿しやすくなります。
イベントの内容を参加者だけに見せたい場合は、サイト全体に共通のIDとパスワードを設定する方法があります。登録・ログインした人だけに投稿を見せる方法も選べます。
招待者に限定するなら、運営者が参加者を登録するか、参加者の登録後に管理者が承認する形が向いています。共通パスワードは手軽ですが、転送される可能性も考えましょう。参加者ごとに管理したい場合は、個別のユーザー登録を使います。
登録画面には、利用規約への同意欄も表示できます。
開催前には、運営者が「歓迎メッセージ」「使い方」「よくある質問」を先に投稿します。書き方の例があると、参加者も投稿を始めやすくなります。
当日は、会場や開始時刻の変更を「運営からのお知らせ」にまとめます。質問は企画ごとの投稿にコメントしてもらうと、同じ話題を一か所に残せます。
必要に応じて、投稿やコメントを公開前に管理者が確認します。
終了後は、資料、写真、回答できなかった質問、次回案内を掲載します。その後は受付を終了し、新しい問い合わせやコメントを止めることもできます。
記録として残すのか、閲覧も終了するのかを事前に決め、参加者へ案内しましょう。
「他の参加者の個人情報を載せない」「許可のない写真を投稿しない」「営業だけを目的とした投稿をしない」など、イベントに合うルールを簡潔にまとめます。
SHARE infoには、不適切な投稿を運営者へ知らせる通報機能や、ユーザー・投稿を停止する管理機能があります。投稿内容を確認する担当者も決めておきましょう。
複数の管理者や独自の権限が必要な場合は、SHARE info Bizによる機能追加を相談できます。
参加者の氏名やメールアドレスを集める場合は、利用目的を具体的に示します。個人情報保護委員会は、本人が情報の使われ方を合理的に予測できる程度に、分かりやすく利用目的を示すことが望ましいとしています。
イベント後も保存する情報と削除する情報を決めましょう。保存期間が法律で一律に決められているわけではありませんが、利用する必要がなくなった個人データは、遅滞なく消去するよう努めるとされています。
SHARE infoは、専門的な開発をせずに投稿型サイトを構築できるサービスです。管理画面からカテゴリー、公開範囲、承認方法、表示内容などを調整できます。
事例集には、地域イベントの情報をカテゴリーや対象地域で探せる「三鷹のイベント広場」の事例も掲載されています。実際のサイトでは、イベントの種類、対象者、エリアなどによる絞り込みや、終了したイベントの表示が確認できます。
質問が多いイベントでは、サイト内の情報をもとに案内するAIチャット付きの構成も検討できます。重要な案内については、運営者が掲載した正式な投稿も確認してもらう運用が安心です。
用途に合わせて初期設定したサンプルサイトで、参加者側と運営側の操作を事前に確認できます。
まずは小規模なイベントで試し、参加者が迷った点や運営に必要だった項目を次回へ反映するとよいでしょう。
はい。共通IDとパスワードを使う方法や、登録・ログインした人だけに公開する方法があります。参加者ごとに管理したい場合は、個別登録と管理者承認を組み合わせます。
開催案内を送る時期に合わせて開設します。事前質問や自己紹介を集めるなら、開催の1~2週間前が一つの目安です。イベントの準備期間に合わせて調整してください。
管理画面から投稿を非公開または停止できます。公開前の承認や通報機能も利用できます。誰が確認するのかを開催前に決めておきましょう。
資料や感想を閲覧できる記録サイトとして残す方法と、一定期間後に閲覧を終了する方法があります。個人情報や写真の扱いを含め、終了方法を事前に案内してください。