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SHARE infoで独自ドメインを使う際のDNS設定方法

SHARE info プロプランとSHARE info Biz では独自ドメインが利用できます。

独自ドメインを取得してSHARE info のサイトでそのドメインを使うためには「DNS (Domain Name System)の設定」が必要になります。

SHARE infoプロプランの場合は、DNSの設定はSHARE infoのサポート対象外となっているので、独自ドメインの設定に二の足を踏む方もいらっしゃるかもしれませんが、手順を踏めば難しくはありません。

ここでは、ムームードメインでの操作を例にDNSの設定方法を説明します。

目次

SHARE info側での準備

プロプランの場合は、まず SHARE info の独自ドメイン申し込みフォーム(https://theshare.info/original-domain)からDNS設定に必要な情報を請求してください。折り返し、設定情報をメール送信いたします。

SHARE info Biz をお申込みの方はサポート担当者に独自ドメインを利用する旨をお伝えください。

ムームードメインでのDNS設定方法

ここでは、例としてムームードメイン でのDNS設定画面を示しながら2021年12月時点の操作方法を説明します。操作画面は変わる可能性がありますのでご了承ください。

1. ドメイン一覧

ムームードメイン にログインします。契約しているドメインの一覧が表示されますので、DNS設定をしたいドメイン名をクリックします。

ドメイン名をクリック

2. ドメイン詳細>ネームサーバー設定変更

ドメイン一覧で選択したドメインのコントロールパネルで「ネームサーバ設定変更」の項目の「セットアップ」ボタンをクリックしてください。「カスタム設定のセットアップ情報変更」の画面に移動します。

「セットアップ」をクリック

3. カスタム設定のセットアップ情報変更>設定2

「設定2」の入力欄で

  • 「サブドメイン」は空
  • 「種別」にA
  • 「内容」にSHARE info から入手したIPアドレス

を入力して「セットアップ情報変更」をクリックすれば、DNSの設定は完了です。

種別は「A」を選択し、内容欄にSHARE infoから送信されたIPアドレスを入力

お名前ドットコムでのDNS設定方法

お名前.com でドメインを取得されている場合のDNS設定方法については、お名前.comのヘルプ(下記のリンク先)をご参照ください。

https://www.onamae.com/guide/p/70

お名前.comはこちら

DNS設定が終わったらSHARE info へ連絡

DNS設定が完了した旨を、設定情報のお知らせメールへの返信で連絡してください。最大1週間以内を目安にSHARE info 側での設定も完了します。

これで、独自ドメインで SHARE info のサイトが使えるようになります。

DNS、ネームサーバーなどの専門用語が出てきて腰が引けるかもしれませんが、意外と少ない手順で独自ドメインを使った SHARE info のサイトが運営できるようになります。

独自ドメインでのサイト運営をご希望の際はぜひ上記の内容を参考に設定してみてください。

基礎知識

少し詳しく知りたい方のために「IPアドレス」と「ドメイン名」について説明します。「細かいことはいいから設定の手順だけわかれば良い」という方は基礎知識は読み飛ばしていただいてもかまいません。

IPアドレスとは

インターネットに接続している機器には固有の数値が割り当てられており、「IPアドレス」と呼ばれています。IPアドレスは、「192.168.1.100」のように数字と.(ピリオド)で表される文字列です。

パソコンやスマートフォンからWebサイトにアクセス(=データーが入ったサーバーに接続)する時は、この「IPアドレス」が必要になります。しかし、この数字の羅列は人が覚えにくい記述方式です。

IPアドレスはインターネットに公開するサーバーに割り振られます。レンタルサーバーを借りたときには最初からIPアドレスが割り振られていることもあります。

ドメイン名とは

ホームページなどで使われている「ドメイン名」も、同じくインターネット上の機器(パソコンやスマートフォンなどの端末)を識別するために使われています。

ドメイン名の場合は、例えば「theshare.info」のように人が見てわかりやすい文字列で名前をつけられるため、IPアドレスよりもわかりやすい表記方法です。

つまり、IPアドレスはコンピューターにとって必要なもので、ドメイン名は人にとって使いやすい表示となっています。

DNSの役割

ところが、Webブラウザ(ChromeやFirefox、SafariやEdgeなど)は、ドメイン名から直接Webサイトのサーバーに接続する事ができません。

この「IPアドレス」と「ドメイン名」の対応関係などを保存しているのが「DNS」です。

ドメイン名をDNSに渡すと、対応するIPアドレスが返ってくる仕組みになっています。

なぜDNSの設定が必要か?

ドメイン名はドメイン取得サービスを行っている事業者で取得できます。

レンタルサーバーとドメイン取得サービスが一体になったレンタルサーバーのサービスでは、サーバーに割り当てられたIPアドレスと取得したドメイン名の関係をDNSに自動的に設定してくれる場合もあります。

SHARE info の場合は、サイトは作成できますがドメインの取得は外部のサービスを利用していただく形になります。

そこで、SHARE infoで作成したサイトのデーターが入っているサーバーのIPアドレスと、接続したいドメイン名との関係をDNSに登録することで、ドメイン名からIPアドレスを取得できるようになり、ブラウザにそのドメイン名を入力したときにSHARE info のサイトが表示されるようになるのです。

ドメイン取得サービスとは

ドメインは、ドメイン取得サービスで取得(購入)できます。

ドメイン取得サービスには、ムームードメイン お名前.com などがあります。これらのサービスでは、現在使われていないドメイン名を簡単に検索できます。

これらのサービスでは、取得したドメインのDNSを設定するためのページが使えるようになっていて、ドメインと対応付けたいサーバーのIPアドレスが設定できます。

ドメインを取得すると維持費用がかかりますが、安いもので年間で数百円から取得可能です。2年目から価格が変わる場合もあるので注意は必要です。

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