MongoDB

MongoDBはデータベース管理システムです。通常のデータベース管理システムの場合は、SQLと呼ばれるデータベースを操作する言語を実行する必要がありますが、MongoDBの場合はSQLを実行しなくてもデータを管理することができます。

MongoDBはドキュメントと呼ばれるファイルで管理を行うことが可能で、プログラミング初心者の方でも比較的実装しやすいです。

それだけでなく、MongoDBはSQLを使用した開発作業よりも速やかにデータベースの構造を構築することができます。そのため、簡易的なウェブアプリを開発したい場合などには最適です。

MongoDBのメリットは、他のデータベースと同様にウェブアプリを開発できるだけでなく、クロスプラットホームなので使用するOSはLinuxでもWindowsでも問題なく動作します。

MongoDBに適したウェブアプリは、ソーシャルゲームのユーザーごとの履歴、ウェブサイトのログの保管などがあります。ただし、MongoDBはSQLを装備していないので、テーブル同士の複雑な結合やトランザクション処理などを行うことができません。

クエリの実行もJavaScriptなどから行う必要があるので、従来のRDBMSなどとは違って使い勝手は大きく異なります。

プログラミング初心者の方でもJavaScriptで動作できるので、簡単ではありますが、大型のウェブアプリの開発や複雑なテーブル同士の結合処理ができないので、簡易用途に限られてしまいます。

ただし、MongoDBはユーザーごとに利用できるテーブルの権限を付与することが出来るので、基本的なRDBMSのユーザー管理の仕組みを把握することは出来るため、初学者の方がRDBMSの操作方法や仕組みを学ぶ上では有効です。

多種多様なプログラミング言語に対応しており、JavaScriptの他にPythonやPHPなどからも動作させることができます。