コミュニティサイトの構築・運営・AI活用に役立つ情報

地域コミュニティサイトの作り方|LINE・Facebookとの使い分け

地域住民がスマートフォンとパソコンでSHARE infoの地域コミュニティサイトを利用するイメージ

地域のお知らせやイベント情報を、LINEやFacebookで共有している自治会、町内会、NPO、商店街は少なくありません。

どちらも身近で便利ですが、投稿が増えると、過去の情報を探しにくくなったり、複数の話題が混ざったりすることがあります。

そこで役立つのが、地域専用のコミュニティサイトです。

大切なのは、LINEやFacebookをやめることではありません。それぞれの得意な役割を決め、情報を残す場所として専用サイトを組み合わせることです。

地域コミュニティサイトで共有する内容を決める

最初に「誰が、何のために使うサイトか」を決めます。

対象となる人は、地域住民全体、自治会員、マンション住民、子育て世帯、商店会の会員などです。

掲載する情報には、次のようなものがあります。

  • 自治会や運営者からのお知らせ
  • イベント、講座、清掃活動の案内
  • 防災、防犯、交通に関する情報
  • 地域のお店や施設の紹介
  • 譲ります、探しています、仲間募集
  • 地域への質問や困りごと

「お知らせ」「イベント」「質問」「譲り合い」のようにカテゴリーを先に作ると、利用者が投稿しやすくなります。

住所、開催日、申込先など、投稿時に入力してもらう項目も決めておきましょう。

LINE・Facebook・専用サイトの使い分け

LINEはすぐに伝えたい連絡に使う

LINEは、短い連絡、予定の確認、当日の変更など、すぐに読んでほしい情報に向いています。

ノートを使って情報をまとめることもできます。ただし、日々の会話が中心になるため、正式な案内を保存する場所を別に決めると管理しやすくなります。

Facebookは写真や意見を交えた交流に使う

Facebookグループは、写真を交えた活動報告や、投稿へのコメントを通じた意見交換に向いています。

公開範囲の設定や、参加者、投稿、コメントの管理もできます。投稿をキーワードで検索する機能もあります。

ただし、地域の全員がFacebookを使っているとは限りません。地域全体の公式な情報置き場にするかは、参加者の利用状況を見て判断します。

専用サイトは地域情報を整理して残す

専用の地域コミュニティサイトは、情報をカテゴリーやキーワードから探せる「地域の情報棚」として使えます。

詳しい内容はサイトに掲載し、LINEやFacebookには見出しとリンクを投稿します。サイトを正式な情報の保存先にすれば、修正も一か所で済みます。

例えば、イベントの詳しい日時や地図はサイトに掲載します。LINEでは「新しいイベント情報を掲載しました」と案内する形です。

SHARE infoで地域コミュニティサイトを作る手順

SHARE infoは、利用者が投稿やコメントをできるコミュニティサイトを、テンプレートを使って構築するサービスです。

画像やPDF、地図を付けた投稿、カテゴリー分け、コメント、いいね、キーワード検索などを利用できます。サイト名やデザイン、投稿項目も管理画面から設定できます。

1.公開範囲を決める

誰でも見られる公開サイトと、登録した住民だけが使える会員制サイトでは、必要な設定が異なります。

SHARE infoでは、管理者が利用登録を承認する方法を選べます。サイト全体や特定のカテゴリーに閲覧制限を設定することも可能です。

イベント情報は一般公開し、自治会内の連絡は会員限定にするなど、情報ごとに分ける方法も考えられます。

2.カテゴリーと投稿項目を作る

地域イベントには「開催日」「場所」「申込先」、譲り合いには「受け渡し方法」「受付状況」など、目的に合った項目を用意します。

SHARE infoでは、カテゴリーごとにテキスト、選択肢、日付、地図などの入力項目を追加できます。

3.投稿の確認方法を決める

投稿をすぐ公開するのか、管理者が内容を確認してから公開するのかを決めます。

SHARE infoでは、投稿やコメントの編集・削除、利用者の停止、通報された投稿の確認などを管理画面から行えます。運営者だけが投稿できるお知らせカテゴリーも作れます。

4.最初の記事を運営者が用意する

開設直後から住民に自由投稿を求める必要はありません。

最初は運営者が、利用ルール、問い合わせ先、地域イベント、よくある質問などを掲載します。投稿例があると、利用者も書き方を理解しやすくなります。

SHARE infoの事例集では、「まちのコミュニティー掲示板」「マンション住民掲示板」「地域掲示板・コミュニティサイト」などの構成例を確認できます。

5.LINEやFacebookから案内する

SHARE infoの投稿ページは、LINEやFacebookなどへ共有できます。

SNSには内容をすべて転載せず、短い説明とサイトへのリンクを載せます。詳しい情報の確認先を一つに統一しやすくなります。

安心して運営するためのルール

利用規約や投稿ルールには、禁止する内容、写真や住所の扱い、削除基準、問い合わせ先を書きます。

氏名やメールアドレスなどの個人情報を集める場合は、何に利用するのかを具体的に示します。必要以上の情報を集めず、安全に管理する体制も必要です。

また、緊急情報はコミュニティサイトだけに頼らず、自治体の防災情報や既存の連絡網と併用します。

地域コミュニティサイトは、公的機関からの情報を置き換えるものではありません。日常の情報共有を整理し、住民同士が無理なく交流できる場所として運営することが大切です。

まとめ

LINEはすばやい連絡、Facebookは写真やコメントを交えた交流、地域コミュニティサイトは情報の整理と蓄積に向いています。

どれか一つを選ぶのではなく、役割を分けることで運営しやすくなります。

SHARE infoなら、公開範囲、投稿項目、カテゴリー、承認方法を地域に合わせて設定できます。専門的なシステム開発をせずに、地域独自の情報共有サイトを開設できます。

導入前には、実際の運営方法を想定して設定したサンプルサイトを試すこともできます。

FAQ

Q1.地域コミュニティはLINEグループだけでも運営できますか?

少人数で、短い連絡が中心ならLINEだけでも運営できます。参加者や情報が増え、過去のお知らせを探す機会が多くなったら、専用サイトを保存先として組み合わせる方法があります。

Q2.Facebookグループがあれば専用サイトは不要ですか?

Facebookを利用する住民が多く、交流が中心ならFacebookグループが便利です。独自のURLで情報を公開したい場合や、カテゴリー、入力項目、公開範囲を細かく設定したい場合は、専用サイトが適しています。

Q3.住民だけが閲覧できるサイトにできますか?

SHARE infoでは、サイト全体へのパスワード設定、ログインした利用者だけへの公開、カテゴリー単位の閲覧制限などを設定できます。利用登録を管理者の承認制にすることも可能です。

Q4.どのような投稿を最初に用意すればよいですか?

利用ルール、カテゴリーの説明、問い合わせ先、イベント案内、地域のよくある質問などを用意します。実際の投稿例があると、住民が参加しやすくなります。

Q5.SHARE infoの記事をLINEやFacebookで紹介できますか?

投稿ページをLINEやFacebookなどへ共有できます。SNSを新着情報の案内に使い、詳しい内容をSHARE infoにまとめる運用ができます。