社員教育や社内研修に力を入れたいと思っていても、現場では次のような課題がよくあります。
「研修資料はあるが、どこに保存されているかわからない」
「マニュアルを作っても読まれない」
「新人から同じ質問を何度も受ける」
「教育担当者の負担が大きい」
「部署ごとに教え方が違い、知識が属人化している」
こうした課題を解決する方法のひとつが、社内向けの情報共有サイトにAIチャットを組み合わせることです。
SHARE info AIは、SHARE infoで作成した情報共有サイトにAIチャットボットを追加できるサービスです。サイト内に蓄積された情報をもとに、AIが社員からの質問に自動で回答します。SHARE infoはノーコードで投稿型サイトを開設できるサービスで、専門知識がなくても情報共有サイトやQ&Aサイトなどを作れる点が特徴です。

SHARE info AIを社内研修に使う場合、イメージとしては「社内専用の研修ポータル」と「AI質問窓口」を組み合わせたものです。
たとえば、次のような情報をSHARE infoのサイトに登録しておきます。
新人研修の資料、業務マニュアル、接客・営業トーク例、社内ルール、情報セキュリティ教育、よくある質問、過去の研修動画の要約、部署ごとのノウハウ、トラブル対応手順などです。
社員はそれらを一覧から探すだけでなく、AIチャットに自然な言葉で質問できます。
たとえば、
「有給申請の手順を教えて」
「新入社員が最初に覚えるべき社内ルールは?」
「お客様からクレームを受けたときの初期対応は?」
「営業研修で説明された提案書作成のポイントをまとめて」
「情報セキュリティ研修で特に注意すべきことは?」
と聞くと、AIがサイト内の情報をもとに回答します。SHARE info AIは、情報共有サイトの内容を情報源としてAIが回答する仕組みで、ユーザーは自然な言葉で質問できます。
社内研修では、同じ質問が何度も発生します。
「この資料はどこですか?」
「この手順で合っていますか?」
「前回の研修内容をもう一度確認したいです」
こうした基本的な質問にAIが一次対応できれば、教育担当者や上司は、より重要な個別指導や判断が必要な相談に時間を使えます。
SHARE info AIでは、よくある問い合わせをAIが代行することで、担当者の対応コストや時間を削減できるとされています。
集合研修だけでは、理解度に差が出ます。
一度聞いただけで理解できる人もいれば、後から確認したい人もいます。SHARE info AIを使えば、社員は必要なときに何度でも質問できます。
夜間や休日を含め、AIが24時間対応できる点も特徴です。
これは、店舗勤務、シフト勤務、リモートワーク、複数拠点で働く社員がいる会社にとって特に有効です。
社内教育では、教える人によって説明内容が変わることがあります。
ベテラン社員の経験は貴重ですが、属人的な教育に頼りすぎると、部署や拠点によって知識レベルに差が出ます。
SHARE infoに正式なマニュアルや研修資料を登録し、AIがその内容をもとに回答する形にすれば、社員が確認する情報の基準をそろえやすくなります。
SHARE info AIでは、対話ログを管理画面から確認でき、会話履歴のダウンロードや毎日のメール送信にも対応しています。
これは社内研修において非常に重要です。
たとえば、社員が何度も同じ質問をしている場合、そのテーマは研修内容がわかりにくい可能性があります。新入社員から「経費精算」についての質問が多ければ、経費精算の説明資料を改善できます。営業担当者から「提案書」や「見積もり」に関する質問が多ければ、営業研修を強化する判断ができます。
つまり、AIチャットは単なる質問対応ツールではなく、研修改善のヒントを集める仕組みとしても使えます。

SHARE infoでは、掲載した情報に対してコメント欄で質疑応答ができます。
たとえば、研修資料や業務マニュアルを読んだ社員が、
「この手順は、例外の場合も同じですか?」
「経費精算で領収書をなくした場合はどうすればよいですか?」
「提案書のテンプレートはどこにありますか?」
「この説明の具体例を教えてください」
といった疑問をコメント欄に投稿できます。
それに対して、教育担当者や管理職、詳しい社員が回答すれば、そのページ上に質問と回答が残ります。つまり、研修資料そのものだけでなく、「社員が実際につまずいたポイント」と「それに対する回答」も、社内ナレッジとして蓄積できます。
これは、社内研修において大きなメリットです。
研修資料は、作成した側にとってはわかりやすく見えても、受講する社員にとってはわかりにくい部分が残ることがあります。コメント欄で質問を受け付けることで、どこが理解されにくいのかを把握できます。
さらに、その質問と回答のやり取り自体も、AIが読み込む情報源として活用できます。
たとえば、最初はマニュアルに「経費精算は月末までに申請してください」とだけ書かれていたとします。その後、コメント欄で「月末が休日の場合はどうなりますか?」という質問があり、担当者が「その場合は翌営業日までに申請してください」と回答した場合、そのやり取りも重要な社内情報になります。
SHARE info AIでは、こうしたサイト内に蓄積された情報をもとにAIが回答するため、コメント欄での質疑応答もAIにとって有用な材料になります。結果として、社員が次に同じような質問をしたとき、AIがより実務に近い回答をしやすくなります。
つまり、SHARE info AIを使った社内研修では、
「研修資料を掲載する」
「社員がわかりにくい点をコメントで質問する」
「担当者が回答する」
「そのやり取りが社内ナレッジとして残る」
「AIの回答精度向上にもつながる」
という流れを作ることができます。
AIチャットだけで完結させるのではなく、人による補足回答も掲示板上に残していくことで、社内研修の内容は少しずつ実務に合ったものへ改善されていきます。結果として、SHARE info AIは「研修資料を置く場所」ではなく、「社員の疑問を集め、回答を蓄積し、AIにも活用できる学習型の社内ナレッジ基盤」として使うことができます。

新入社員向けに、会社概要、就業ルール、社内システムの使い方、申請手続き、情報セキュリティ、ビジネスマナーなどを登録します。
新人はわからないことがあれば、上司に聞く前にAIに質問できます。
これにより、「こんな基本的なことを聞いていいのだろうか」という心理的なハードルを下げることができます。
管理職向けには、評価制度、面談の進め方、ハラスメント防止、労務管理、部下育成、目標設定、1on1の実施方法などを登録します。
管理職が判断に迷ったとき、AIに確認することで、会社としての基本方針をすぐに確認できます。
特に、管理職が複数拠点にいる企業では、マネジメント品質のばらつきを抑える効果が期待できます。
営業部門では、商品知識、提案資料、競合比較、よくある反論への回答、成功事例、商談の進め方などを登録できます。
たとえば営業担当者が、
「この商品の強みを3つにまとめて」
「価格が高いと言われたときの説明例を教えて」
「導入事例をもとに提案の切り口を考えて」
と質問することで、研修資料を実務に近い形で活用できます。
情報セキュリティは、全社員が理解すべき重要テーマです。
パスワード管理、メールの添付ファイル、個人情報の取り扱い、生成AI利用時の注意点、端末紛失時の対応などを登録しておけば、社員が迷ったときにすぐ確認できます。
定期研修だけで終わらせず、日常業務の中で確認できる状態にすることが大切です。
SHARE info AIを社内研修ツールとして使う場合、まずは小さく始めるのがおすすめです。
最初から全社の情報を完璧に登録しようとすると、準備に時間がかかります。まずは「新入社員研修」「営業研修」「社内ルールFAQ」など、対象を絞って始めると運用しやすくなります。
導入の流れは次のようになります。
SHARE info AIでは、AIが回答するためにサイト上にデータが蓄積されている必要があります。スタート時にデータがない場合でも、ExcelやCSV形式のデータをもとに初期データを投入するサービスもあります。
最初に登録すべきなのは、立派な研修資料ではありません。
現場で何度も聞かれている質問です。
「勤怠の修正方法は?」
「経費精算の締切は?」
「名刺発注はどうする?」
「社内システムのパスワードを忘れたら?」
「新人が最初に読む資料は?」
こうした質問に答えられるだけでも、現場の負担はかなり減ります。
AIは、登録されている情報をもとに回答します。そのため、古い情報が残っていると、古い内容をもとに回答してしまう可能性があります。
SHARE info AIでは、サイトの内容を定期的に読み込むほか、管理者が好きなタイミングで更新することも可能です。
人事制度、申請手順、商品情報、社内ルールなどが変わった場合は、元の記事を更新する運用ルールを決めておくことが重要です。
社内研修にAIを使う場合でも、すべてをAIに任せる必要はありません。
AIは、社員が自分で調べるための入口として使います。最終判断が必要な内容、人事評価、法務判断、重大なトラブル対応などは、必ず担当部署や上司に確認するルールを設けるべきです。
「AIは研修担当者の代わり」ではなく、「研修担当者を助ける窓口」と考えると導入しやすくなります。
SHARE info AIは、社内研修の資料やマニュアルを蓄積し、社員がAIチャットに質問できる環境を作るための有効なツールです。
特に、経営者や管理職にとって重要なのは、「AIを導入すること」そのものではありません。
大切なのは、社内に散らばっている知識を整理し、社員が必要なときにすぐ確認できる状態を作ることです。
SHARE info AIを使えば、研修資料、FAQ、業務マニュアル、ノウハウを情報共有サイトにまとめ、その内容をAIがわかりやすく案内できます。
社内研修を一度きりのイベントで終わらせず、社員が日常的に学べる仕組みに変える。
その第一歩として、SHARE info AIは十分に検討する価値があります。