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Viエディター

Viエディターはテキストエディタのひとつで、単純な文書制作作業だけでなく、プログラミングやサーバーの設定作業などに幅広く利用することができます。

Viエディターは初心者にはとっつきにくい作りになっており、コマンドモードと挿入モードを行き来することでファイルを編集する仕組みになっています。

Viを起動してすぐの状態はコマンドモードになっています。このモードでは文章の切り取りやコピーなどを簡易に行うことが可能になっているだけでなく、実際にシェルに戻ってコマンドを実行することが可能です。

それだけでなく、別のファイルを起動して内容をコピーするなどの作業も可能になります。Viでファイルを編集するときは、iキーを押して挿入モードに入ります。

挿入モードに入った状態で文字を入力し、Escキーを押してコマンドモードに戻るのです。先程の挿入モードで入力した内容を繰り返したい場合は、ドットのキーを入力します。これで先ほどと同じことを何度も繰り返すことが可能です。

Viには開発作業に便利なシンタックスカラーリングが用意されており、プログラミングで重要になる組み込み関数の太字化や、変数やその他の特別な意味のある単語を色で簡単に見分けることが可能です。

Windowsのメモ帳などでもプログラミングは可能ですが、全て同じ黒字で記述されているので、関数や変数の見分けが難しくなってしまいます。Viエディターではこのようにプログラミングの開発を効率よく行うことができるようになっているのです。

Viには正規表現による検索もサポートしています。正規表現を利用することによって、特定の文字列を含む単語を簡単にあぶり出すことが可能です。

例えば、桁数や使用されている文字がわかっているAmazonのギフトコードや電話番号、郵便番号の検索が容易です。nキーを押すことによって次の検索結果に移動することができるので、マウスを持たずにViを操作できます。

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